「バイクに乗った七人のアウトロー警視」というキャッチコピーで、69年〜79年に「週刊少年キング」で連載され、爆発的な人気を博したコミック「ワイルド7」。選りすぐりの犯罪者の中から徴集された7人の警察官(ワイルド7)が、超法規的存在として悪人を問答無用で裁くという革新的な設定と、スピーディーで意外性に富んだストーリーは、多くのファンを魅了し、いつの時代にも色褪せません。
伝説の超人気コミック「ワイルド7」が遂に映画化!
今までのアクション大作を凌ぐハイパーアクションエンターテイメント作品が誕生します!

≪骨太かつリアルなストーリー展開!≫
ワイルド7の最大の魅力は、「悪が悪を裁く」という斬新な設定。巨悪を「退治」し、徹底的に叩きのめす。手段を選ばない、超法規的な存在こそが、ワイルド7のカッコよさであり、見ている観客を痛快な気分にさせてくれるのです。
彼らは一見どうしようもない悪党の集まりで、社会のはみ出し者だが、一度出動命令が下れば、それぞれの力を発揮し、見事なるチームプレイを披露する。任務を完遂するために自己犠牲を払ったり、メンバーのピンチには、自分の危険を顧みず仲間を救うことを最優先する姿は、必ず観客の心の琴線に触れ、見終わった後は爽やかな感動に導いてくれる。
昨今大人気を誇る次なる警察モノは、法では裁けない悪を殲滅するための、ダークヒーロー!

≪最新のCGを駆使した、ハリウッド顔負けのバイクアクションエンターテイメント大作の誕生!≫
大迫力のアクション、描き込まれたメカ、大胆なコマ割りや、意外な視点(銃口の内側からの視点等)の組み合わせなど、オリジナルコミックは、実写化のために作られた壮大な絵コンテといっても過言ではありません。その絶妙な、ジェットコースターのようなダイナミックなバイクアクションを最新の映像技術で、日本版「007」「ミッション・インポッシブル」のようなスペクタクル作品をご期待ください!

【公式サイト】http://www.wild7-movie.com/

<キャスト・スタッフ>
瑛太(飛葉 大陸 役)
1982年、東京都出身。01年、『青い春』(豊田利晃監督)でスクリーンデビューし、05年、『サマータイムマシン・ブルース』(本広克行監督)で初主演を果たす。ドラマでは「のだめカンタービレ」(CX/06)、「ラスト・フレンズ」(CX/08)などに出演し、人気急上昇。「ヴォイス〜命なき者の声〜」(CX/09)、「素直になれなくて」(10/CX)でドラマ主演を果たす。『アヒルと鴨のコインロッカー』(07/中村義洋監督)、『余命一ヶ月の花嫁』(09/廣木隆一監督)、『ディア・ドクター』(09/西川美和監督)、『泣くもんか』(09/水田伸生監督)など、映画、テレビドラマ、CF、舞台と、活躍の場を広げながらも実力派俳優としての道を着実に進んでいる。

監督:羽住 英一郎
1967年、千葉県出身。ROBOT映画部所属。数多くのテレビドラマ演出を務め、’04年『海猿』で劇場映画監督としてデビュー。’05年『逆境ナイン』を監督。監督3作目となる『LIMIT OF LOVE 海猿』では、06年実写の邦画としてはNO.1ヒットを記録した。08年、初のオリジナルストーリーとして注目を集め、瑛太主演の『銀色のシーズン』を監督。瑛太とはここ2回目のタッグとなる。09年『おっぱいバレー』、10年『THE LAST MESSAGE 海猿』と、ヒット作を飛ばし続けている、今最も注目の監督。

原作:望月三起也
1938年、神奈川県出身。1960年に『特ダネを追え』でデビュー。1964年に『秘密探偵JA』の連載が始まり、ヒットする。『秘密探偵JA』の連載終了後の1969年から、悪人が警察官になって悪人を問答無用で裁くという斬新なストーリーの『ワイルド7』の連載が始まり、大ヒットになり、1972年にテレビドラマ化される。その後、『新ワイルド7』、『続・新ワイルド7』、『飛葉』等の続編を発表。

●羽住英一郎 監督コメント
伝説の原作をリスペクトしながら、スケールの大きな新しい痛快アクション・エンターテイメント映画にしたいと思っているので、瑛太には観客の度肝を抜く強烈なニューヒーローを演じて貰いたいです!

●阿部秀司(プロデューサー)コメント
昭和44年から、54年までの長きにわたり、当時の少年の心を釘付けにした、今や、伝説のコミックス「ワイルド7」を映画化しようという壮大な企画が持ち上がったのは2年前だった。監督には、「海猿シリーズ」全てのメガホンをとった羽住英一郎を起用。映画化にあたってのポイントはストーリーを現代に置き換えるところから始まった。いかに人気コミックであったとはいえ、40年近い時の隔たりがある。現代にマッチするストーリーを構築しなければならない。監督を中心に一年近い期間を脚本作りに費やした。往年のファンにも、オリジナルワイルド7を知らない若い人たちにも満足してもらえる脚本が出来たと思っている。また、この映画の見せ場は日本映画には稀有の、派手なバイクアクションがある。そのためにはメンバー7人がバイクの乗り手であることが必然となる。キャストの選考も先ず、免許を持っている事が条件になる。主要メンバーの一人でもある「飛葉大陸」には地震も大型二輪免許保持者である瑛太を起用できたこともこの映画の魅力の一つ。今までとはまったく違ったワイルドな「瑛太」をスクリーンに登場させたい。コンセプトは「悪(ワル)対 悪(アク)」

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●キャラクター紹介:飛葉大陸(ひば だいろく)  (WIKIペディアより)
この作品の主人公。通称「飛葉ちゃん」。
メンバー中最年少ながら実働部隊のリーダーを務め、戦闘能力・ライディングテクニック共にメンバー中随一の実力を持ち、戦闘・指揮・捜査能力も一流、頭の回転も早い。

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執筆者

Naomi Kanno