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岡田将生×榮倉奈々 初共演『アントキノイノチ』映画化決定!

ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞&NETPAC賞受賞の
『ヘヴンズ ストーリー』瀬々敬久監督最新作!

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この度、『余命1ヶ月の花嫁』(興行収入31.5億円)、『Life 天国で君に逢えたら』(興行収入17億円)などで、“命”というテーマと向かい合い、大ヒット作を続けて送り出してきた製作チームにより、さだまさし原作「アントキノイノチ」(幻冬舎刊)を映画化されることが決定いたしました。

主演を務めるのは、2010年『告白』『悪人』『雷桜』などで躍進目覚しい岡田将生と、榮倉奈々(映画『余命1ヶ月の花嫁』)。
昨年、両名とも第33回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、若手実力派として注目されている2人の初共演作品となります。元気で爽やかなイメージのある2人が、本作では複雑な過去をもつ難しい役どころに挑戦します。

また、監督は瀬々敬久が務めます。昨年公開された監督作『ヘヴンズ ストーリー』が、第61回ベルリン国際映画祭(2月10日〜20日開催)で、国際批評家連盟賞とNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)の2冠を獲得するという快挙を成し遂げ、一気に注目度が高まっています。

※撮影は3月1日にクランクイン。山口県や静岡、関東近郊でのロケを経て、4月にクランクアップ予定。公開は2011年秋を予定しています。

■岡田将生■
【コメント】
今回は原作を先に読ませて頂いて、心あたたまるお話で、一気に読んでしまいました。演じる『永島杏平』という役は、心に問題を抱えていて、今まで演じたことのない役に挑戦させて頂くので、今まで以上にしっかり演じていきたいと思っています。

榮倉さんは色々な作品に出ているのを見ていて、とても素晴らしい女優さんだと思っていますので、今から撮影が待ち遠しいです。

■榮倉奈々■
【コメント】
生きるということ、社会と関わるということ。
日々、自問自答しながら前進したいと望む姿は同世代として、とても興味深いです。

瀬々監督も岡田将生君も初めてご一緒させて頂くので、どんな風にコミュニケーションを取って撮影が進んでいくのか、今から楽しみです。

■平野隆プロデューサー■
【コメント】
無縁社会と言われている今、高齢者だけでなく、若者たちの社会からの無縁化も進んでいると思う。生きていくことが困難に思えることが多い中で、映画を見てくれた人が、明るい未来が見える、そして、自分と周りの人とがつながっている、と思えるような映画を作りたいと思う。

岡田、榮倉は、芝居に取り組む姿が真っ直ぐで真面目。そして爽やかで明るいイメージがある。この2人だからこそ、厳しい世界で少しずつでも前に向かっていこうと願う人間を爽やかに演じてくれると期待している。

■瀬々敬久監督■
【コメント】
最近のニュースを見ていると、自分自身が被害者や、加害者になってしまう可能性があって、渦中の当事者になりえるという不安や恐怖を感じる事件が多い。日本人はどこへ向かっていくべきなのか、『ヘヴンズストーリー』はそういうことを考えなから作った作品。世界を意識して作ったわけではないので、本作がベルリン国際映画祭で評価されたことは大変嬉しく思っています。

新作『アントキノイノチ』では、無縁社会と言われ、人と人とのつながりが希薄になっている現代に、日本人はどう生きていくのか、そしてどうやって新しい希望を見つけていけばいいのかということを描きたいと思っているので、『ヘヴンズストーリー』との連続性を感じています。

自分たちの足元を見つめながら映画を作っていきたいと思っているので、今回の受賞は嬉しいという気持ちとともに、『アントキノイノチ』を撮影する力にもなっています。

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執筆者

Naomi KannoNaomi Kanno