映画『ヘヴンズ ストーリー』第61回ベルリン国際映画祭フォーラム部門正式出品決定！！

2月10日より開催される、３大国際映画祭の1つ、第61回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に、映画『ヘヴンズ　ストーリー』が正式出品されることが決定しました。

12日に発表された2010年 第84回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画部門では、『悪人』『告白』に次いで第3位にランクイン、その他にも高崎映画祭では作品賞をはじめ4部門受賞、第65回毎日映画コンクールでは作品部門のほか監督、助演女優など全6部門ノミネートなど2010年度を代表する映画の1本として高く評価されてきた本作。ベルリンでの評価も大いに期待される。

昨年のベルリン国際映画祭での話題といえば、コンペ部門に出品された『キャタピラー』での、寺島しのぶの銀熊賞受賞。
また、一昨年には、本作と同じフォーラム部門に出品された『愛のむきだし』が国際批評家連盟賞とカリガリ映画賞をW受賞し、こちらも大きな話題となった。『愛のむきだし』といえば、237分という上映時間の長さも話題になったが、『ヘヴンズ　ストーリー』は、『愛のむきだし』よりさらに41分上映時間が長い、278分、4時間38分の超長尺。上映時間だけでなく、日本映画と相性の良いベルリンで『愛のむきだし』に勝るとも劣らない受賞があるかもしれない。

各映画賞での受賞を受け、東京では1/29より凱旋公開が決定、まだまだ今後も地方での上映が続く『ヘヴンズ　ストーリー』。2010年度の「本当に見逃してはいけない映画」として、いよいよ評価を高める『ヘヴンズ ストーリー』が、ベルリンの観客にどう受け入れられるのか、非常に楽しみである。

参考：ベルリン国際映画祭フォーラム部門
革新的な作品や新しい映画作家の作品を上映する部門。1969年に、映画祭の保守化に対し
て、それを補助するためのプログラムとして始まり、その2年後に“International Forum
of New Cinema”として正式部門となった。

1月29日、新宿・K’s cinema にて東京凱旋公開決定！！
シネマテークたかさき&MOVIE ONやまがた公開中、
1/29広島サロンシネマ、1/30松本CINEMAセレクト、2/5シネマ・ジャック&ベティ、
岡山・シネマクレール、2/25山口情報芸術センター、3/12神戸アートビレッジセンター、
4/2新潟・シネウインド　他で公開！