本日1月7日から第1話配信されるドラマは、2009年9月に配信した独自の恋愛観を持つイマドキ女子高生が主人公のLISMOドラマ『婚前特急‐ジンセイは17から-』の続編で、主人公チエがOLになった4年後の恋愛模様を描いた物語です。主人公を演じるのは、若い女性からおじさんまで幅広い世代に絶大なる支持を得ている若手No.1演技派女優の吉高由里子、また、吉高演じる恋多きOL役・チエの脇を固めるのは、高岡蒼甫、中尾明慶、青木崇高など、現在映画やドラマに大活躍中の若手人気俳優たち。監督は30代前半ながら本ドラマシリーズを手掛ける日本映画界の期待の新鋭・前田弘二監督が担当し、企画・制作は、映画『ALWAYS三丁目の夕日』『つみきのいえ』を手掛けたROBOTが担当しています。

さらに本ドラマは、2011年早春にはLISMOドラマから誕生した初のオリジナル劇場版映画として公開が決定!LISMOドラマ2作品&劇場版含むシリーズ3作品を通して、1人の女性がティーンから成人し、「自分にとってほんとうの相手」に巡り合うまでの恋愛・結婚観の人生の過程をリアルに描いたシリーズ恋愛ドラマとしてお楽しみ頂けます。

<吉高由里子コメント>

Q:前作では女子高生だったチエが少し大人になりましたが、どのようなことを意識しながら演じられていますか?

吉高「今回のドラマは、次のステップ(映画版)につながる架け橋の部分になります。ですから、チエが映画で”五股を掛ける”ことになるいきさつというか、”なぜそういう風になった”という説明的な意味合いを持つ大切な作品です。その辺りは意識していますね」

Q:ドラマ版はそれぞれ”ジンセイは17から””−やっぱ21から”というサブタイトルが付いていますが、ご自身にとっての”ジンセイ”はいくつからでしょうか?

吉高「中学2年生ぐらいからじゃないですかね。その頃に人格が形成された気がするんですよね。あの頃からあまり変わっていない気がします。だから13、14歳ぐらいです」

Q:チエの人生についてどのように思いますか?

吉高「勢いがあるなって思います。例えば、詰め放題の袋があったらモリモリ詰め込んじゃうタイプなんだろうなって。生きることに対して、良くも悪くも欲深い感じがします。無茶する分、けがをすることも多いタイプ。私も無茶する時はしますし、痛い思いをすることはありますよ。小さい子供が『これは熱いから触っちゃダメだよ』って言われても触っちゃう…というようなことはありましたね。頭で分かっていても、実際に熱い思いをしてみないと本当に危険かどうか分かりませんから。中学生から高校生になった時に、”わたしは大人になったのよ”っていう気でいたけど、”知識”と”経験”の意味の差を感じたのは去年とか、ことしに入ってからなんですよ」

Q:チエや周りの男性たちの個性はさまざまですが、恋愛するならどんなタイプがいいですか?

吉高「恋愛については、人って追われると逃げたくなるし、逃げられると追いたくなる…というのが本能的にあるんだと思うんですよね。チエのように周りを振り回しちゃう人って、自発するパワーはすごく大変ですよ。振り回されるほうも大変でしょうけどね。わたしはとにかく一緒にいて楽な人がいいな」

Q:『婚前特急』シリーズの魅力はどんな所にあると思いますか?

吉高「人が変わっていく、成長していくには人の力が必要なんだということが描かれていると思うんです。チエは奔放のように見えて、実はすごく周りの目を気にしている子なんだと思うんですね。いろいろ経験してみたい、でも傷つきたくない…というような女の子。例えば、台本にも出てくるんですけど、『あの子はいろんな人と遊んでるんだよ』って言われたり、”五股”っていう言葉にひっかかっちゃったりする。演じているわたし自身、”なんで五股もできるんだろう?”とか”どうして男はこの娘に付いてくるんだろう?”って思う部分はあるんです。今のところ”チエの勢いに引きこまれちゃう”のかなって考えていますけど、彼女のキャラクターについてはまだ模索中なんですよ。ただのチャラチャラしている女の子になってしまうのはわたしも嫌なので、その部分を考えながら映画につなげていきたいと思っています」

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執筆者

Naomi KannoNaomi Kanno