日本映画の次世代を担う才能を全国の映画館の推薦で選出し、全国の劇場にてその作品を広く公開するプロジェク「New Director/New Cinema 2010 by シネマ・シンジケート」の第一弾として2010年1月30日に公開された、真利子哲也監督劇場デビュー作『イエローキッド』。すでにバンクーバー国際映画祭、香港国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭、先ごろのナント三大陸映画祭など世界各国の映画祭に出品され、高い評価を得ている真利子哲也監督が、12月21日に発表されました第25回高崎映画祭の“若手監督グランプリ”を受賞しました。高崎映画祭は、1987年より市民有志ボランティアが事務局を運営して開催されている映画祭、国内外の秀作や若手監督の作品など素晴らしい映画を上映し続け、毎年会期中には、多くの映画関係者が訪れる人気の高い映画祭です。

真利子哲也監督 「ありがとうございます。自分たちが手探りでやってきたことが間違いではなかったという自信に繋がりました。これからが勝負なので、地に足つけて映画を志したいと思います」
なお、高崎映画祭の受賞式は、2011年3月27日(日) 高崎市文化会館で行われます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa