12月18日(土)、日比谷 TOHOシネマズ シャンテにて世界の巨匠、ジャン=リュック・ゴダール監督最新作「ゴダール・ソシアリスム」が初日を迎えました。初回は男性が多かったものの、回を重ねるごとに女性客やカップルがふえ、20代から50代を中心に幅広い年齢層の観客が押し寄せ、好調なスタートを切りました。
お客様の反応としては「面白かった。特に映像の美しさには感動」(30代男性)「第2楽章の金髪の少年が指揮棒を振るシーンが印象的」(40代女性)「1回目は美術としての芸術、写真としての芸術としてとらえ、物語までは追いきれなかった。次の回も見る」(40代男性)「見た、というよりも“体験した”という感じ」(20代女性)という声が聞かれました。
「次の回に、もう一度見る」というお客様も多く、初日からすでにリピーターが続出しています。

「ゴダール・ソシアリスム」は11月に米国アカデミー賞名誉賞を受賞した巨匠ゴダール監督の最後の長編劇映画かと言われている。スペイン内戦で消えた黄金の行方をめぐるミステリーを軸に語られる第1楽章、子供が被選挙権を主張し、平等について議論する第2楽章、船旅の航路、人類史を築いた6つの都市をめぐる第3楽章のシンフォニー構成。全編を疾走する映像美、サウンド、詩の力が満ちている。

「ゴダール・ソシアリスム」日比谷 TOHOシネマズ シャンテにて絶賛公開中

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執筆者

Yasuhiro Togawa