“髪長姫”としても知られるグリム童話のヒロイン、ラプンツェル。高い塔の上に暮らし、驚くほど長い髪を持つこの有名な少女を主人公に、ディズニーから全く新しい物語が誕生しました。このウォルト・ディズニー生誕110周年となる年に公開されるディズニー長編アニメーション第50作記念作品『塔の上のラプンツェル』が、11月24日(水)全米3,630館、5,400スクリーンで公開し、公開5日間の興行収入が6,900万ドルを上回る大ヒットとなりました。これは、感謝祭シーズンに公開された映画では、大ヒットシリーズ『トイ・ストーリー2』に次ぐ、歴代第2位の記録となります。また、公開3日間の興行成績も4,910万ドルを上回り、『トイ・ストーリー2』に次ぐ歴代2位の大ヒットとなっております。
また、昨年の同時期に公開された『プリンセスと魔法のキス』(全米:11/25/2009、日本:3/6/2010公開)の公開5日間の興行成績である1,217万ドルの約5.6倍。おととしの同時期に公開された『ボルト』(全米:11/21/2008、日本:8/1/2009)の公開5日間の興行成績である2,919万ドルの約2.3倍で、近年公開されたディズニーアニメーションの中でも群を抜いた成績となっております。
また日本で29億円の大ヒットを記録した『魔法にかけられて』(全米11/21/2007、日本:3/14/2008)の5日間の興行成績である、4,906万ドルをも遥かに超える大ヒットを記録したことから、日本での30億超も既に確実視され、大ヒットへ向けての期待がますます高まっています。
「ディズニー作品が持つ、ロマンスとコメディ、冒険と暖かい気持ちを持ち合わせた素晴らしい作品に仕上がっている」(タイム誌)、「“世界は暗く、我儘で残酷である”しかし、私たちはこの映画が描いているような素晴らしい世界に感謝もしているではないか」(ロサンゼルス・タイムズ紙)、「伝統的なストーリーテリングと賢い3Dの導入方法により驚くほど新しい作品に仕上がっている」(ピープル誌)など鑑賞したすべての人が大絶賛。オープニングの興行の客層は女性が60%を占め、ファミリーだけでなくカップルも多く来場した。また25歳以下の若年層が全体に占める割合は57%とバランス良く、ファミリー映画の枠を超えた幅広い観客層を獲得できたのも、素晴らしい作品を作り上げたからと言えるだろう。        

ディズニー長編アニメーションの新時代の幕開けとなる本作品をぜひご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa