清水崇監督の『戦慄迷宮3D』(脚本)、『ラビット・ホラー3D』(脚本・2011年公開)や、TBSドキュメンタリー『あすなろ物語』(監督)など、映画・TVドラマの演出、脚本と多岐にわたる活躍もめざましい保坂大輔監督の特集上映を、11/12(金)と11/13(土)の2日間にわたって渋谷アップリンク・ファクトリーにて開催します。

第1日目となる11/12(金)は、劇場初公開となる『くりいむレモン いけないマコちゃん』を上映。
禁断の兄妹愛に特化したシリーズとして製作されながらも、シリーズ異例の活劇映画に仕上がっている本作。上映後には、保坂大輔監督と『ヘヴンズ ストーリー』の瀬々敬久監督、『東京島』の篠崎誠監督を迎えて、「自主映画×商業映画の現在」と題したトークショーを開催。
自主映画から商業映画 に活躍の場所を移して撮り続けている、その点について最も今真摯に向き合っている両監督と現在形の映画について語り合います。

そして第2日目の11/13(土)は、監督の長編第一作であり、タイムマシンやマイケル・ジャクソンも登場する、よもや自主映画とは思えない貫禄の壮大な超SF青春ラブストーリー『世界は彼女のためにある』を上映します。
上映後は、清水崇監督と加藤直輝監督をゲストに、「日本映画×アメリカ映画の現在」と題したトークショーを開催。
実際にハリウッドで映画を撮っている清水崇監督、『アブラクサスの祭』で初の長編映画を撮ったばかりの新進気鋭の監督と対照的な布陣で、表題について語ります。
※この日は、両作品の音楽を担当しているDowserの長嶌寛幸ライブもあり。

この2作品を通じて昨今の自主映画には見られない、すがすがしくも汗臭いカツゲキを感じてください!

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保坂大輔特集上映『世界は彼女のためにある』×『くりいむレモン いけないマコちゃん』

開催日時:
◇11月12日(金) 18:30開場/19:00開演
上映:『くりいむレモン いけないマコちゃん』(19:00〜)
トーク:「自主映画×商業映画の現在」(20:30〜)※21:30終了予定
ゲスト:瀬々敬久(『ヘヴンズ ストーリー』)、篠崎誠(『東京島』)

◇11月13日(土) 18:30開場/19:00開演
上映:『世界は彼女のためにある』(19:00〜)
トーク:「日本映画×アメリカ映画の現在」(20:45〜)
ゲスト:清水崇(『呪怨』、『ラビット・ホラー3D』)、加藤直輝(『アブラクサスの祭』)
ライブ:長嶌寛幸(Dowser) (21:15〜)※21:45終了予定

開催場所:渋谷アップリンク・ファクトリー
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階(Tel 03-6825-5502)

料金:各日とも予約¥1,500/当日¥1,800(共に1ドリンク付)

【ご予約方法】このイベントへの参加予約をご希望の方は、
(1)お名前
(2)人数 [一度のご予約で3名様まで]
(3)日付[11/12(金)or11/13(土)]
(4)住所
(5)電話番号
以上の要項を明記の上、 件名を「予約/保坂大輔特集」として、
factory@uplink.co.jpまでメールでお申し込み下さい。

■詳細情報
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003762.php
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【作品情報】
『世界は彼女のためにある』
(2004年/DV/96分)
監督・脚本・編集:保坂大輔
出演:坂ノ下博樹/布瀬谷香/諏訪太朗/小田部千夏/堀江慶/浅野麻衣子/津田寛治
撮影:松本岳大
音楽:長蔦寛幸
主題歌:THE RODS「丘」
製作:映画美学校
配給:株式会社バイオタイド

『くりいむレモン いけないマコちゃん』
(2007年/DV/77分)
監督・脚本:保坂大輔
出演:ツボミ/浅野麻衣子/岡部尚/佐久間麻由
音楽:長蔦寛幸
製作:永森裕二/太田裕輝
製作:株式会社バイオタイド
メーカー:AMGエンタテインメント
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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa