毎日を目的なく、気軽なイベントサークル活動で過ごしていた医大生が、ある日ふと目にしたボランティア募金のパンフレット。そこには「あなたの150万円の寄付で、カンボジアに教室が5つもある学校が建ちます!」とのキャッチコピーが。 思わずノリで募金活動を始めた彼がやがて見たものとは!?
 2008年に自費出版された葉田甲太の体験記『僕たちは世界を変えることができない。』を映画化するこの作品。
カンボジアの学校設立募金を仲間に訴え、行動に移す主人公の医学生・田中甲太(コータ)を演じるのは、向井理。常々「大切な第二の家族の国」と語るほど、人一倍カンボジアへの思い入れも深いだけに、今回の映画の話を聞いた時、多忙なスケジュールの中、出演を快諾。数ある多くの作品のオファーから、映画単独初主演をこの作品に決めた。
10月17日(日)より、国内ロケのクランクインをしており、11月上旬よりカンボジアロケを行う予定。11月末・クランクアップ予定、2011年秋、全国ロードショー。

【向井理 コメント】
今回舞台になるカンボジアという国は、自分自身が約4年前に1週間ホームステイを経験したこともあり、思い入れの強い国です。
更にこの作品は、実話を基にした映画ということもあり、作品自体にも説得力があると思います。この映画を通してカンボジアという国や大学生の生々しさを感じて頂けたら幸いです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa