お見合いから5日後の結婚。夫婦になる—。心温まる“夫婦創世記”の誕生!!
いつもお世話になっております。この度の水木しげるさんの文化功労賞受賞にあたりまして、映画『ゲゲゲの女房』の出演者から水木しげるさんへの祝辞が届きました。

文化功労賞、受賞おめでとうございます。
妖怪の世界を描くことで、人間界を明るく幸せにしながら、ご本人は飄々と、
他人ごとのように笑っているのがカッコ良い。人生の先輩です。(宮藤官九郎さん)

文化功労賞受賞おめでとうございます。先生が苦手とされている場にどんな装いでお出になられるのか、
今からとても楽しみです。(吹石一恵さん)

■ただひたすら漫画を描いた。ただひたすらそばにいた。
お見合いからわずか五日で結婚。上京した布枝が見たのは、花の東京とは無縁の、しげるの底なしの貧乏暮らしだった。質屋通いも日常茶飯事、食パンの耳も大切な食料源、不気味なしげるの妖怪漫画。互いに目もあわせられないまま始まった、ぎこちない生活。漫画のこともしげるのこともよくわからない。そんな悔しさのこみ上げる布枝の前に、それでも、妖怪漫画をひたすら描き続けるしげるの姿があった。「これほど努力をしているのだから、世間に認められないまま終わるはずがない。この努力がムダに終わるはずがない」ふと、強い感情が布枝の心に芽生え始めていた。恋だの愛だのいう前に、「一緒」になった二人を笑顔にさせたものは—。

11月20日より 新宿武蔵野館・ヒューマントラストシネマほか全国公開
11月6日より、島根県・鳥取県 先行公開決定!

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執筆者

Yasuhiro Togawa