『パラノーマル・アクティビティ』の北米版続編『パラノーマル・アクティビティ2』が先週末からの北米公開において全米初登場1位となりました。日本版正統続編『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』は来月20日から日本公開となります。

≪『リング』『呪怨』を越え、
ホラーシリーズ史上No.1ヒット記録樹立!!≫

◆前作『パラノーマル・アクティビティ』、社会現象への軌跡
2009年秋、135万円で制作され北米で限定12館、しかもレイトショーという超小規模公開でスタートした映画『パラノーマル・アクティビティ』。口コミが口コミを呼び、週を重ねるごとに公開館数を増やし、公開3週目には159館で公開、週末だけで興収790万ドルを叩き出した。これは北米において200館以下で上映された作品では歴代1位の記録となる。さらに公開5週目には2000館まで拡大。その週で毎年公開を迎えるハロウィン・シーズンの代名詞『ソウ6』を押さえての全米興収1位を獲得し、最終的には興収約97億円を突破した。日本では今年1月30日に公開され、興収6億円を越える大ヒットを記録。ホラー映画が当たらないと言われている日本では異例の数字で、最近4年間で最もヒットしたホラー映画となる。洋画離れが囁かれている中高生までもが大挙して劇場へ訪れ叫び声を上げる、という社会現象を巻き起こした。6月2日に開始したDVDレンタルでも圧倒的勢いを保ち、TSUTAYAレンタルランキングでは『アバター』など並みいる大作の猛追を退けて初登場首位デビュー、その快進撃は衰えることなく、3週連続の1位を記録。現在、レンタル100万人視聴を突破している。

◆日・米で同時に製作された2つの正統続編
先週末より公開された北米版『パラノーマル・アクティビティ2』の大ヒット。そして日本版は来月20日、日本公開。
この『パラノーマル・アクティビティ』には日米で同時期に製作された正統な2つの続編がある。
日本を舞台にした『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』。そしてもう一つが先週末より北米公開の始まった『パラノーマル・アクティビティ2』。後者は木曜の深夜〜明け方のミッドナイト興行では約630万ドルを達成。『ターミネーター/サルベーション』の約300万ドル、さらに『ウォッチメン』が打ち立てたR指定映画の深夜興行の歴代最高記録約460万ドルを更新した。週末興行でも4150万ドルを売り上げて初登場1位となった。日本での公開は来年の2月を予定している。これに先駆けて日本公開されるもうひとつの日本版正統続編『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』は海外からの買付オファーも殺到しており、来月20日の日本公開が待たれている。
北米公開の初週末記録:
『パラノーマル・アクティビティ2』(『Paranormal Activity2』):4150万ドル/ 3,216館:1位/2010年10月22-24日
『THE JUON/呪怨』(『The Gruge』):3912万ドル/3,245館:1位/2004年10月22-24日
『呪怨 パンデミック』(『The Gruge2』):2082万ドル/3,211館:1位/2006年10月13-15日
『ザ・リング』(『The Ring』): 1501万ドル / 1,981館:1位/2002年10月18-20日
『ザ・リング2』(『The Ring2』): 3506万ドル/ 3,332館:1位/2005年3月18-20日
『13日の金曜日』(『FRIDAY THE 13TH』):4057万ドル:1位/2009年2月13-15日

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa