ひとりぼっちの少年“ヒック”と傷ついたドラゴン“トゥース”の秘密の出会いと友情を描く『ヒックとドラゴン』(公開中)。先日開催された第67回ヴェネツィア国際映画祭で3D映画部門15本のノミネート作品の中から『アバター』と『ヒックとドラゴン』の2作品が同点グランプリに選出された事をきっかけに日本の劇場でも『ヒックとドラゴン』の公開延長が決定した。

3月末に全米で公開されるやそのストーリーが話題を呼び、映画批評サイトROTTEN TOMATOESでは98%の指示を獲得。さらに8月7日(土)に日本でも公開されると、3Dのクオリティとそのストーリーが、鑑賞した一般の方はもちろん、タレントの恵俊彰さんも「とっても良く出来ている作品でしたね。親子の関係もとても良かったし。2Dで鑑賞したので、次は3Dでもう一度観たい」とコメントするなど、各所の著名人が[Twitter]や[ブログ]などからも絶賛の声が上がった事で話題を呼んでいる本作。
その“声”はもちろん劇場にも届いており今回新たに3D上映を決定した劇場からは、「お客様から劇場にも『3Dで『ヒックとドラゴン』を上映して!』やいつまで上映しますか?というお声も多数頂いておりました。今回ヴェネツィア国際映画際でのグランプリ受賞をきっかけにお客様のご要望に答える形で、イレギュラーではありますが当館でも『ヒックとドラゴン』を新規で上映することを決定致しました。」と経緯を語っている。
また、3D上映の公開を延長した劇場にも「鑑賞したお客様からも『もう一度3Dで観に来るから、まだ終わらせないで欲しい』、『友だちを連れてくるから終わらせないで』という声を多く頂いており、今回の上映の延長を決めました。」と公開延長の経緯をコメント。『ヒックとドラゴン』が根強い支持を受けている作品となっていることがわかる。

配給元のパラマウント ピクチャーズ ジャパンも「『ヒックとドラゴン』は、映画をご覧になったお客様からの感動的なコメントや大変温かい応援を頂いております。全米でロングランヒットした作品でありますが、同様に日本でも続映を熱望下さるお客さまからの声も驚くほど多数頂いております。また今回ヴェネツィア国際映画祭での受賞という機会と共に劇場さん側でも急遽凱旋上映や続映を決定して頂くこととなりましたので、ぜひ大きなスクリーンでご覧になった多くのお客様から支持して頂いている<飛行シーン>をご体感下さい」と今回の延長決定に対して喜びのコメントをしている。

各所から絶賛の声を受けて公開延長、ロングランとなった本作は果たして飛び続ける事ができるのか。『ヒックとドラゴン』は大ヒット公開中。

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執筆者

Yasuhiro Togawa