アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭
ドロン4作品 特別限定上映決定!
一回限りの上映にご招待! 野沢那智の吹替版『ゾロ』も!!

10月23日より新宿K’s cinemaにて開催される「アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭」では、公式上映の5作品のほか、アラン・ドロン出演の貴重な4作品がそれぞれ一回限定で特別上映されることが決定した。特別上映作品は以下4作品。

『危険がいっぱい』(1964年フランス)
『暗黒街のふたり』(1973年フランス=イタリア)
『アラン・ドロンのゾロ』(1974年イタリア=フランス)
『ショック療法』(1973年フランス=イタリア)

これら4作品は、ドロンのフィルモグラフィでも大きな意味を持つものばかり。ドロンが世界的大ブレイクを果たすこととなった『太陽がいっぱい』でメガホンを執った名匠ルネ・クレマン監督との再タッグ作『危険がいっぱい』。『地下室のメロディー』での共演以降慕い続けたジャン・ギャバンとの最後の顔合わせとなった『暗黒街のふたり』。ドロン映画出演50本目の記念作『アラン・ドロンのゾロ』に、『若者のすべて』で悲しい結末を迎える恋の相手アニー・ジラルドとの“裸の”共演が話題となった『ショック療法』。すべて見逃せない作品ばかりだ。さらに、『アラン・ドロンのゾロ』は、ドロンの吹替え声優としておなじみ、野沢那智氏による日本語吹替版での上映が決定。テレビでドロンに触れたファンにはうれしい劇場公開だ。
なお、この4作品を観るには映画祭来場者に向けたスタンプラリーに参加する必要がある。スタンプラリーの仕組みは、「有料プログラム(映画祭で上映される5作品)1作品ご鑑賞」「映画祭パンフレット購入」「映画祭ポスター購入」で、劇場窓口にて配布している指定のカードにそれぞれ1つずつスタンプを獲得できる。2スタンプで1作品、3スタンプで2作品、4スタンプで3作品、5スタンプで全作品制覇の4作品の鑑賞予約券と引き換えられる。
新宿K’s cinemaでは、従来、劇場来場者に向けて「リピート割引」を適用しているが、今回の映画祭では対象外となる。その代わりとして編み出されたのが、映画祭に来ればスタンプが溜まるという仕組み。特別上映される4作品は一般上映しないので、スタンプラリーの達成者のみが鑑賞の権利を手に入れられる。つまり、ドロンファン、そして映画ファンに向けたお得な企画なのだ。
「アラン・ドロン生誕75周年記念映画祭」は10月23日(土)から、ドロンの誕生日も期間に入れた11月12日まで開催される。

10月23日(土) 新宿K’s cinemaにて、ドロンに酔う。

執筆者

Yasuhiro Togawa