世界が熱狂する【ゲーム】——それは脳を操られた囚人による究極のバトル

ジェラルド・バトラー主演の最新作『GAMER』の日本版ポスタービジュアルが解禁となり、9月11日(土)から全国の劇場に掲出される。

映画は、2034年が舞台。天才クリエイターが開発したオンライン・ゲーム「スレイヤー」では、脳細胞手術を受けた生身の人間がプレイヤーに遠隔操作され、激しい戦闘を繰り広げている。無実の罪で投獄されたケーブル(ジェラルド・バトラー)は「30回勝ち抜けば釈放」という条件にあと1回と迫り、注目を集めていた。プレイヤーはなんと17歳の高校生。だがケーブルは愛する妻と娘に再会するため、【ゲーム】の世界から自分一人の力で抜け出し、最後の戦いに挑んでゆく。

『300』 、『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが、「肉体を鍛え直して、爆薬が飛び交うなかマシンガンを撃ちまくった」というだけあり、壮絶な戦闘シーンは見応え十分。命を賭けた者同士が壮絶なバトルを繰り広げ、【ゲーム】の世界から抜け出す姿が強烈な印象を残す。

解禁となったビジュアルでは、【ゲーム】の世界に囚われたジェラルドが、あたかも【ゲーム】の中にいるような設定。ビジュアル内には街中での激しい戦闘も映し出され、まさにサバイバル【ゲーム】から、文字通りクリアできるか、非常に気になるところだ。

「人が生身の他人を操作する」近未来の【ゲーム】世界をリアルに描くため、最新の撮影技術を駆使。一方で戦闘シーンやカーチェイスではCGに頼らず、アクションとテクノロジーを完璧に融合させている。ゲームクリエイター役のマイケル・C・ホール、プレイヤー役のローガン・ラーマンはじめ、個性的な脇役が大挙出演している点も見逃せない。監督は『アドレナリン』シリーズの俊英ネヴェルダイン&テイラー。

12/3(金)TOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa