『BROOKLYN’S FINEST』(原題)の邦題が『クロッシング』に決定し、10月30日(土)、TOHOシネマズシャンテ、新宿武蔵館 他全国公開する運びとなりました。
本作は、デンゼル・ワシントンにアカデミー賞をもたらした『トレーニング デイ』のアントワン・フークア監督が、リチャード・ギア、イーサン・ホーク、ドン・チードルら実力派キャストを迎えた意欲作となっております。北米公開時は初登場2位を飾り、スマッシュヒットを飛ばしました。
舞台はニューヨークのブルックリン。犯罪多発地区を舞台に、自らが抱えた問題と刑事としての正義の狭間で苦しむ3人の刑事の心の闇を描いた、極上のクライム・サスペンスです。お忙しい事と思いますが、是非とも試写会にご来場頂ければと思います。

【STORY】                         
交錯するそれぞれの正義—。

ニューヨーク、ブルックリンの犯罪多発地区。
退職目前のベテラン警官エディ(リチャード・ギア)。野望や野心を抱くことなくひたすら無難に過ごしてきた彼が最後の仕事として任されたのは、自身が最も苦手とする新人教育。熱い想いを持つ若者と自分の警官人生を照らし合わせ、苛立ちと、そしてなぜか焦りを感じていた。
信仰深く家族想いの麻薬捜査官サル(イーサン・ホーク)。病弱な妻と子供たちに約束した新居の購入の為、金の工面に奔走していた彼だったが、麻薬捜査の度に目にする大金を前に自らの正義感に変化が起こり始めていた。
出世と引き換えに危険な潜入捜査官の任に就くタンゴ(ドン・チードル)。なかなか出世を約束しない上司、腐敗が進む警察組織に不満が募る一方で、潜入しているギャングのボスの人間味に魅かれ始めていた。
決して交わるはずのなかった3人の刑事たち。ある日起きた警官による強盗殺人事件をきっかけにそれぞれの“正義”は思わぬ形で交錯する。 3つの不揃いな正義がぶつかった先には、衝撃の結末が待っていた—。

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執筆者

Yasuhiro Togawa