見せてあげよう──人間には完璧すぎる世界を。

イマジネーションの可能性を追求し続けるディズニーが新たに挑む映像革命の話題作、映画「トロン:レガシー」が12月17日(金)全世界同時公開となります。本作の最新映像が、7月22日(木)サンディエゴで開催されている全米最大級の映像イベント“コミック・コンベンション”にて公開され、全米中から集まったファンを熱狂させました。

『トロン:レガシー』は誰も見たことのない新世界=<トロン>を舞台に、予想不可能なドラマを描く究極の映像。誰も観たことのない新世界、スタイリッシュな近未来的映像、予測不可能なドラマに、クラブシーンをリードし続けるエレクトロ・デュオ、ダフト・パンクの音楽——物語の主人公となったあなたの五感はシンクロし、ついにはトロンに飲み込まれる。

 この日公開されたのは、主人公のサムが<トロン>の世界に入り込んだ後の5分間のシーンで、上映はコミコンのメイン会場となっている6,500名収容のホールにて3Dで行われた。会場内に用意された4つの巨大スクリーンに『トロン:レガシー』が映し出されると満場の客席から大歓声が起こり、観客は、初めて見るド迫力の映像とサウンドに圧倒された。

 この日は、監督のジョー・コシンスキー、主人公サムを演じ「トロイ」「エラゴン」にも出演した新進気鋭の若手俳優ギャレット・ヘドランド、ヒロインのオリビア・ワイルド、サムの父を演じ「クレイジー・ハート」で本年度アカデミー賞主演男優賞に輝いた名優ジェフ・ブリッジスらが登壇し、ティーチインイベントを行った。本作が長編映画デビュー作となるコシンスキー監督は、「最新テクノロジーを駆使した、創造性あふれる作品」と語り、「このような作品を監督するのは名誉なこと。一方でプレッシャーも…」と胸のうちを明かした。本作は、実際に3Dカメラを使って撮影されており、わずか5分間ではあるがそのクリアで立体感あふれる3D映像は、まさに未来の映像体験といえる。
 『トロン:レガシー』は、12月17日(金)全世界同時公開される。

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執筆者

Yasuhiro Togawa