狂おしいほどの欲望と、絶望。
移ろい、漂う、心と身体。
中国で映画製作を禁じられたロウ・イエが描く
最も純粋なラブストーリー
奇才ロウ・イエ監督の新作『スプリング・フィーバー』主演俳優来日中!
LG映画祭で7/19(月・祝)先行上映

2010年11月6日、シネマライズほかにて劇場公開予定の、ロウ・イエ監督の新作『スプリング・フィーバー』が、現在開催中の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010にて7/19(月・祝)特別先行上映されます。
映画祭にあわせて主演俳優のチン・ハオ氏と、チェン・スーチョン氏が本日、来日。
7月19日(月・祝)の上映後にはQ&Aセッションが予定されています。

「この映画は純粋なラブストーリーです。日常に生活する人と人の間に起きる心の衝動を描きました」と語るロウ・イエ監督の渾身の新作。中国でタブーとされている天安門事件を描いた前作『天安門、恋人たち』(06)で中国当局より5年間の映画製作禁止処分を受けるも、その処分を無視し中国国内でゲリラ的に撮影を敢行。本作は09年度カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、世界が賞賛した。 現代の南京を舞台に、“春の嵐”により掻き乱された一夜を彷徨うかのような、男女5人。
夫ワンの浮気を疑う女性教師リンは、その調査を探偵に依頼し、相手がジャンという”青年”であることを突き止める。夫婦関係は破綻し、男ふたりの関係も冷え込んでしまう。その一方、探偵とジャンは惹かれあっていく。ジャンと探偵とその恋人ジン。奇妙な三人の旅が始まった…。
狂おしいほどの欲望と絶望。移ろい、漂う、心と身体。静謐な画面からは、複雑に絡み合う想いと衝動が溢れ出し、普遍的な愛の物語が浮き上がる。

【 出演者来日情報  7月17日(土)】
主演のジャン・チョン役のチン・ハオ、ルオ・ハイタオ役のチェン・スーチョンが来日いたします。
ぜひこの機会に取材をお願いいたします。また、7月19日(月・祝日)には、第19回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭で、本作が先行上映され、主演のふたりもQ&Aセッションに登壇します。

★東京国際レズビアン&ゲイ映画祭2010 詳細は以下
http://tokyo-lgff.org/2010/prog/index.html#11

★映画『スプリング・フィーバー』公式サイト
http://www.uplink.co.jp/springfever/

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa