★超インディーズ宣言

企画を立ち上げ、制作費を集める為に何社もの会社を交渉し、時間は使い捨てオモチャのように浪費され、挙句の果ては没企画へ。ちょっと考えてみる。果たして、これだけが”映画”を誕生させる道なのか?自分が”映画”を始めた時金は無かったが、もっと伸びやかに”映画”に挑んでいったはず。しかし、気がつくと自分の”映画”が産業としての道だけを歩いていた。他の道は、当然ある。答えは全て、映画を始めた頃にある。金も無いが情熱だけはある。周囲に頼みこみ、無理な協力をお願いする。こういったやり方は、経済的にも効率的にも、いつまでもできるはずがない。そんな分かりきった事をあえてやってみる。そこに”映画”の、一つの答えがあるのか?無くてもいい。とにかく、”映画”に挑んでみよう。そう、これは「超インディーズ宣言」なのだ。

★三つの場所で三つの違った方法=「スリー★ポイント」

京都・沖縄・東京の三箇所で、各々違った方法で時代を切り取っていきます。

京都は、オーディションを行い、そこで選んだ出演者と数日間リハーサルを行います。そのリハーサルの過程で、内容を作っていき撮影に臨みます。それまでは、内容は全く事前に決められていない、いわゆる「即興映画」のスタイルで、日常の一コマを切り取るのです。制作は、映画監督で京都造形大学教授でもある、山本監督の盟友林海象や京都在住の映画監督柴田剛グループの協力ですすめていきます。
沖縄は、山本監督が一人でカメラを持って、出会った場所や人間を撮影していく、映画日記風なスケッチになる予定です。
東京は、普通の映画の作り方。兼ねてより暖めている作品の一つ「SWITCH」をベースにした短編映画を制作します。妻子を失った男と、男の心の空洞を埋める為に死んだ妻を演じる女の、異次元のラブストーリーです。脚本家であり映画監督でもあり、最近”映画一揆”の狼煙を上げた井土紀州の全面協力の下、制作されます。

★「スリー★ポイント」京都篇

オーディションからリハーサル、撮影までを1週間で行なう即興映画!山本監督が、なるべく手ぶらに近い状態で撮影地に赴き、そこで出会った人々とともに現地の風景の中でセッションします。「内容としては、ある日常のひとコマを丁寧に表現してみたい」と山本監督。
町田町蔵から蒼井そらまで、クセモノの演出には定評のある山本監督がボーダレスな出演者を緊急招集。
京都→東京→沖縄をめぐる予定で、今回は京都編!オーディション参加者を募集します!どしどしご応募ください!

★オーディション応募要項

●氏名/年齢/電話番号/メールアドレス/住所/プロフィール/セルフアピール
●全身フルサイズ1点、バストショット1点、写真を添付(プラスアルファで別の写真を同封も可)
●封筒に上記資料を封入の上、下記宛先までお送りください。
●データをメールで送付も可。
●応募締め切り 7月16日必着
●選考発表 7月17日

応募詳細は、こちら
http://kotobayo.tv/ym/index.html

執筆者

Yasuhiro Togawa