伝説のバンド「たま」。映画『たまの映画』劇場公開決定
結成、脱退、解散・・・その後、いま。マイペースな生き方で表現し続ける3人のミュージシャン。
石川浩司、滝本晃司、知久寿焼を追った音楽ドキュメンタリー映画、 『たまの映画』が、テアトル新宿にて真珠k・・・時代と環境は変化し続ける2011年お正月第一弾レイトショーでの劇場公開が決定いたしました。
「たま」は、1984年に石川浩司、知久寿焼、柳原幼一郎(現:陽一郎)の3人で結成。1986年に滝本晃司が加入し、4人体制になる。1988年には伝説的なインディーズレーベル、ナゴムレコードに参加。1989年、バンドブームを巻き起こしたテレビ番組「三宅裕二のいかすバンド天国」に出演し、翌年1990年『さよなら人類』でメジャーデビュー。前衛的かつ天才的な楽曲と歌唱力で突然スターダムに押し上げられた。後、自由な創造環境を求め、個人事務所そして自主レーベルを立ち上げる。1995年にはNYで「たま」初の海外公演を行い、同年末に柳原が脱退。石川、知久、滝本の3人でマイペースに活動を続け2003年に解散した。
メンバーの脱退・たまの解散・・・時代と環境は変化し続けたが、どんな時代、どんな環境で聴衆を魅了し続ける音楽と、自分らしい生き方で表現し続けるミュージシャン石川浩司・滝本晃司・知久寿焼に迫った。境バーの脱退、解散。たしたらわれぬマイペースな活動も三共などのメディア露出より日々の生ライブに重点を置く3人、そしてゲストアーティストの奇跡的な協力の下に本作品の撮影が進められた。
監督は、本作が劇場映画デビューとなる今泉力哉。アドリブを多用し人間の本質を伝えるリアルな本質を伝える作風演出が評価され、2008年「微温」が水戸短編映像祭でグランプリ、2009年「最低」がTAMA NEW WAVEでグランプリを受賞。自身初のドキュメンタリー作品でありながら伝説のバンドに挑み、瑞々しい視点を軸に『3人のミュージシャン』の生き方を才能豊かに撮り切る。公開向け鋭意編集中である。
2011年お正月第一弾 テアトル新宿レイトショー
関連作品
http://data.cinematopics.com/?p=48615
執筆者
Yasuhiro Togawa