2010 年 5 月 27 日、カリフォルニア州バーバンク発 —- ティム・バートン監督の大作ファンタジー・アドベンチャー『アリス・イン・ワンダーランド』は本日、世界興行収入 10 億ドル達成という歴史的な節目に到達しました。過去に10 億ドルの大台に乗った作品は『アリス』を含めて6本しかなく、特にシリーズ作品以外では『タイタニック』『アバター』に続いて第3 位です。
ウォルト・ディズニー・スタジオ会長リッチ・ロスは次のように述べています。「これほどのすばらしい3D 映画をみなさまにお届けできて、信じられないほど幸運だと感じています。この作品はティム・バートン監督の構想力と、ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイの創造的な才能から生み出されたものです。ディズニーのマーケティング・チームは、各地の上映パートナーと協力しながら、このクリエイティブな傑作を世界中のファンに届けようと、あらゆる機会を追求しました」
『アリス』はUS で公開された最初の週末(3 月5 – 7 日)からさまざまな記録を打ち立てて行き、公開第1 週の興行収入は 3 月封切り作品として史上最高、3D 映画としても史上最高、そしてティム・バートンの監督作品としても最高でした。また、シリーズ作品以外ではウォルト・ディズニー・スタジオ史上最高の第1 週興行収入を記録しました。
『アリス・イン・ワンダーランド』のアメリカ国内興行収入は 3 億 3,200 万ドルに達しました。これは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』と『ファインディング・ニモ』に次いで、ウォルト・ディズニー・スタジオの歴代第 3 位です。また米国内興行収入では現在、史上第 19位にランクしています。

同時に『アリス』は世界各地の観客を惹きつけています。米国外での興行収入は今日までに6億6,700 万ドルに達し、この数字はディズニー史上最高です。『アリス』は日本だけでも6 週連続で興行収入トップを続け、今日までに 1 億 800 万ドル(103億円)以上の興行収入を上げています。これにイギリスの6,400 万ドルが加わるほか、フランス、ロシア、イタリアも4,200 万ドルを超えています。さらにドイツ、オーストラリア、中国、メキシコが3,000 万ドル超、スペインとブラジルも2,500 万ドルを超えています。この映画は、まさに世界の多くの国の映画館で観客を魅了し続けています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa