映画も舞台も小説もーー
マイジョーが2010年夏をジャックする!

今回、本作で「人間の想像力」に焦点を当て、恐怖の妄想が現実化するという奇想天外な企画を考えたのは、メフィスト賞受賞、三島由紀夫賞受賞、芥川賞候補等、文学界の注目を浴びる作家・舞城王太郎。

覆面作家として活動し、性別も学歴も未公表である舞城王太郎が、初めての舞台&映画化作品として書き下ろしたのが『NECK ネック』。
「同一モチーフの全く別のストーリー」の2本の新作として生み出され、舞台は2010年2月に満員御礼の大成功、映画は8月21日に全国公開となります。

なお、映画公開に合わせて、講談社では、舞城王太郎書き下ろしの出版物が3ヶ月連続の刊行が決定!7月15日発売の小説「NECK ネック」では、まったく異なる4つの首にまつわる物語を書き下ろし、オリジナルとして一冊の文庫に収録。そして、各エピソードの扉絵を舞城氏自身が描いたイラストが飾ります!

2010年の夏は、謎の覆面作家・舞城王太郎が、小説&映画&舞台で熱く盛り上がります。

①講談社100周年書き下ろし 『獣の樹』7月6日発売
②文庫書き下ろし&オリジナル『NECK』 7月15日発売
→映画『NECK ネック』 
8月21日公開
(初の映画化作品!) 
→舞台『NECK ネック』
DVD7月30日発売 
劇場上映【東京】6/26〜
【大阪】7/17〜
③「群像」にて短編掲載 7月予定
④「IN☆POCKET」にてまたまた別の「小説NECK」掲載 8月15日刊予定
⑤短編集(タイトル未定)
8月25日発売予定
⑥メフィストにて「越前魔太郎」として掲載 7月予定
⑦『魔界探偵 冥王星O』シリーズ
 9月刊行予定
→著者自身も驚く
 3ヶ月連続大量刊行!

いまさらですが、舞城王太郎とは——
1973年福井県生まれ。2001年『煙か土か食い物』でメフィスト賞を受賞してデビュー。ノベルスにて『煙か〜』に続く奈津川シリーズ『暗闇の中で子供』、奈津川シリーズにも登場する探偵ルンババの『世界は密室でできている』と次々に発表。2001年に短編『ピコーン!』が日本推理作家協会賞の候補となり、『熊の場所』に続いて候補となった『阿修羅ガール』で2003年に三島由紀夫賞を受賞。『九十九十九』『山の中の獅見供成雄』に続き発表した『好き好き大好き超愛してる』では、2004年上半期の芥川賞候補となった。超長編ミステリー『ディスコ探偵水曜日』を発表する一方、「新潮」に掲載した『ビッチマグネット』で再度芥川賞の候補となり、受賞者なしという結果に物議をかもした。覆面作家であり、性別も学歴も未公表である。『NECK ネック』は初めての舞台&映像化作品。

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執筆者

Yasuhiro Togawa