翌5月26日に35歳の誕生日を迎える、タレントのつるの剛士さんが、企画の趣旨に感銘を受け、今秋公開するドキュメンタリー映画『うまれる』のナレーションを担当することになりました。つるの剛士さんナレーション初挑戦!となります(TV・映画含め本格的にナレーションを担当するのは初めて)。
本作は子供たちの胎内記憶をモチーフに、妊娠から出産までの様子、また出産と隣り合わせにある不妊や流産、死産など命と向き合う人々を追い、私たちが産まれてきた意味や家族のあり方、そして生きることを考える、命のドキュメンタリー映画です。昨年の1月に企画を立ち上げ、開設したウェブサイトから参加者を募集し応募した約200名の中から、4組の家族の命のドラマを中心に1年以上かけて撮影しました。完成は8月中旬を予定して今秋、シネスイッチ銀座ほか全国でのロードショーを予定しております。

監督 豪田トモ コメント
「妊娠・出産」というと、女性の聖域的なところがありますが、一つの命を産み、育てるという究極の命題は、自身の生き方が問われる事でもあり、性別に関係なく、男性にも出来る事がたくさんあるのではないかと思っておりました。
実際、映画本編では男性が苦闘し、活躍する様子も多く描かれておりますが、映画全体の雰囲気を作るナレーターは男性で、という希望が元々ありました。
つるの剛士さんは4人のお子さんのパパであり、2ヶ月間の育児休暇を取るなど、妊娠・出産、そして育児に関して、男性も楽しみながら出来る事があると、自然体で伝えてこられた方。
「命は尊い」と頭では分かっている事を、心で感じていただくために、つるの剛士さんの生き方そのものが醸し出されている、優しい父としての包み込むような声で語っていただきたいと思い、お願いさせていただく事になりました。

★豪田(ごうだ)トモ プロフィール
1973年、東京都生まれ。中央大卒。会社員を経て、02年にカナダへ留学、映像学校で学ぶ。06年に帰国し、07年に映像製作会社「インディゴ・フィルムズ」を設立。09年から「うまれる」の製作開始し、数十組以上の出産現場に立ち会う。今では、趣味=立ち会い、夢=出産に。10年秋に公開予定。

今秋 シネスイッチ銀座 ほか全国ロードショー!!

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執筆者

Yasuhiro Togawa