ペネロペ・クルスの最高の演技を得て、
ペドロ・アルモドバル監督が挑む新たなる〈愛〉の物語──

平素よりお世話になります。ペドロ・アルモドバル監督最新作、ペネロペ・クルス主演『抱擁のかけら』(英題:BROKEN EMBRACES)を2010年正月第二弾に新宿ピカデリー、 TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショーすることが決定しました。
『オール・アバウト・マイ・マザー』、『トーク・トゥ・ハー』、『ボルベール<帰郷>』 の女性讃歌三部作で、世界中の女性たちのハートをつかんだスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督。全世界待望の最新作では、新たなる愛の物語に挑みました。
欲望と裏切りが引き起こした事件で愛、そして人生を奪われた男女。あれから14年、事件の謎を握る男との再会をきっかけに、腕に刻まれた温かな抱擁のかけらだけを頼りに、男は再び愛と向き合う……。
「この脚本は、私の人生の中で読んだ最高のもの。複雑で大胆で、最初から最後まで驚きに満ちている」と語るペネロペ・クルスの最高の演技を得て、男と女の愛の全貌──甘く美しい過去、無残に破壊された今、鮮やかに再生する未来─を描ききったアルモドバル。愛すること、愛されること、女優として成功すること全てを手に入れたいという、女の中の女を圧倒的な演技力で魅せるクルス。二人は、本作で次のステージに進んだ。

2010年正月第二弾新宿ピカデリー、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa