シャーリーズ・セロン×キム・ベイシンガー、2大アカデミー女優が共演を果たし、 『バベル』の脚本でオスカーにノミネートされたギジェルモ・アリアガの長編監督 デビュー作として話題沸騰中の『あの日、欲望の大地で』。公開を前に本作のプレミア イベントが9月14日、アメリカ・ロサンゼルスにて行われました。

記者会見はビバリーヒルズのFour Seasonsにて行われ、黒に白の水玉柄のワンピースに 黒のブーティを美しく着こなしたシャーリーズ・セロンが、ギジェルモ・アリアガ監督、 ジェニファー・ローレンスと共に登壇しました。

映画の話を受けた時の事に関して、シャーリーズは、
「監督のギジェルモは非常に才能があって、脚本もリズムが良く、一緒に仕事が出来て とても嬉しかった。どうして欲しいか、何を作りたいかが明確で、化学反応が起きたかの ように素晴らしい作品が出来上がったと思う。」と監督の事を絶賛!
又、出演だけでなくプロデューサーとしても作品に関わっている事について、
「プロデューサーとして作品を作る事は楽しくて仕方がない。本当に映画作りが大好きな の!」と映画作りが大好きだという言葉を興奮したように連発。
ヴェネチア映画祭で新人賞を受賞した新星ジェニファー・ローレンスの起用について、 シャーリーズは、
「ジェニファーを初めて見た瞬間に『この子だ!』と直感的に思ったの。」と回想し、 監督も「シャーリーズが『もうジェニファーに決めた』というので、私は『まだ3週間も あるから焦らなくてもいいんだ』と言ったが、彼女の意思は固かった。」と続けた。

女優としてだけでなく、プロデューサーとしても、満足のいく作品作りが出来た本作の事や、 今までの輝かしいキャリアについて、シャーリーズは
「自分は数々の幸運に導かれてここまで来れたと思う。フラストレーションが溜まって もう出来ない!と思った事もあったけど、そんな時、周りのサポートや『あなたなら出来 る』という言葉を信じてやってきたし、自分が心から演じたいと思う役に恵まれてきたと 思う。」と答えた。

レッドカーペットでは、登場を今か今かと待つ取材陣の熱気に包まれるなか、シャーリーズ・ セロン、ジェニファー・ローレンスらキャスト陣、ギジェルモ・アリアガ監督が勢ぞろいした。 混雑した会場の中、鮮やかなレモンイエローのミニワンピースを身にまとい、輝くような 美しさで登場したシャーリーズ・セロンは終始ご機嫌で、「日本の皆さん、映画を観てね!」 と日本のファンにもメッセージをくれた。

9月26日(土)、Bunkamuraル・シネマ、銀座テアトルシネマ他、全国順次ロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa