20世紀のクラシック音楽・現代音楽界を代表する音楽家の一人として知られる黛敏郎。
ガムラン等の南方音楽やモダン・ジャズの強い影響を受けていたが、パリ留学後はミュジーク・コンクレート、電子音楽、ヴァレーズの音楽様式、ケージの偶然性の音楽やプリペアド・ピアノなど最新の前衛音楽の様式を次々と日本に紹介した。また、200作近い映画に楽曲を提供し、日活映画でも幅広いジャンルで作品を盛り上げた。
日活シネマクラシック第三弾として黛音楽に触れ、映画の深みを味わってゆく。

【上映作品タイトル】
9/5(土)∼11(金)
「にあんちゃん」(1959年/監督:今村昌平)
「『エロ事師たち』より 人類学入門」(1966年/監督:今村昌平)

9/12(土)∼18(金)
「不道徳教育講座」(1959年/監督:西河克己)
「競輪上人行状記」(1963年/監督:西村昭五郎)

9/19(土)∼25(金)
「憎いあンちくしょう」(1962年/監督:蔵原惟繕)
「硝子のジョニー 野獣のように見えて」(1962年/監督:蔵原惟繕)

9/26(土)∼10/2(金)
「狂熱の季節」(1960年/監督:蔵原惟繕)
「黒い太陽」(1964年/監督:蔵原惟繕)

料金:一般・大高1,200円 シニア1,000円(二本立て)
オールナイトも開催!10/2(金) 2000円均一 「不道徳教育講座」「競輪上人行状記」「憎いあンちくしょう」「黒い太陽」

2009.9.5(土)∼10.2(金)
4週間 二本立て興行!!
シネマート六本木にて!!
協力:日活株式会社

執筆者

Yasuhiro Togawa