『火垂るの墓』は、映画史に残る作品と断言するその理由とは・・・。
映画作家ならではの視点で、大林宣彦がアニメを熱く語る。

CS放送ファミリー劇場では、独自の視点を持つ著名人が、毎回、独断と偏見でアニメを語りつくす異色のオリジナルアニメトーク番組『アニメ問わず語り』を、毎週木曜深夜0時55分ほかで好評放送中です。

この番組は、ブログなどの普及により、「1億総『語り部』時代」とも言える今。聞かれもしないのに自分から話す“問わず語り”は、“技”であり“芸”であると考え、そんな“問わず語り”ができる方にこそ、人を虜にしてやまないアニメについて、その思いや考えを「ひとりごち」てもらいたい。。。そんなコンセプトの番組です。
これまでありがちだったアニメーター・声優の出演は一切なし!著名人が、月替わりで登場し、「好きなアニメ」から、「アニメとは何か」まで、自由なテーマでアニメを語りつくしていきます。過去、立川談志師匠や石破茂農林水産大臣が出演し、話題を呼んできました。

そして、第3回目である8月20日(木)放送の語り部は、映画作家の大林宣彦が登場。商業映画デビュー作『HOUSE ハウス』では、実写とアニメの合成を試みたり、劇場アニメ『少年ケニア』の監督をつとめるなど、意外にも、これまでの作品とアニメとの関係は深い。
そんな大林宣彦が語るのは、映像表現としてのアニメ。「実写では、人の死だけは描けない。」という黒澤明監督の言葉を引用し、『火垂るの墓』は、映画史に名を残すと作品と断言。アニメーションの可能性を語ります。実写とアニメの決定的な違いとは・・。映画作家・大林宣彦ならではの“問わず語り”をお楽しみください。

■番組名
『アニメ問わず語り#3 大林宣彦』
■放送日時
・初回放送:8月20日(木)深夜0:55〜1:00
・リピート放送:8月27日(木)深夜0:55〜1:00ほか
※毎週木曜深夜0:55〜1:00放送
※毎月第3木曜日更新
※本番組の内容は、「月刊アニメージュ」(徳間書店発行)でも、毎回掲載されます。

ファミリー劇場
http://www.fami-geki.com

執筆者

Yasuhiro Togawa