今年は世界天文年ということで何かと宇宙関連の話題を耳にする機会も多いことだろう。そもそも世界天文年というのは、かのガリレオが人類としては初めて宇宙観測をしてから400年という記念の年らしい。それに加え、昨年のNASA50周年。46年ぶりに拝める皆既日食や、若田光一さんの日本人として初の長期宇宙滞在などニュースなどで話題を聞かない日はない。そんな世界天文年。世界的な運動ではあるが、日本では世界天文年2009日本委員会という団体が様々な活動を行っている。そんな彼らの最終的な目的はみんなで夜空を見上げて宇宙に思いを馳せよう!という素敵なもの。彼らの活動だけでなく、公認イベントなるものもあり、
日本中のプラネタリウムや、天文台のイベント、宇宙関連の映画なども世界天文年2009日本委員会が認めれば公認イベントとし

語ることができる。1月に公開した『ザ・ムーン』や、8月公開の『宇宙へ。』、3月に公開した『ナットのスペースアドベンチャー3D』なども公認イベントとして名を連ねている。そんな中、6月6日公開の『アルマズ・プロジェクト』宣伝担当者が申請を出したところ一度承認が降りたものの、承認取り消しの連絡が後日きたそう。映画『アルマズ・プロジェクト』は98年に打ち上げられたロシアの宇宙ステーションアルマズ号の謎に迫ったもの。なにやらこのアルマズ号軍事目的で打ち上げられたものでロシアはその存在すら否定していたもののよう。聞くからにやばそうな内容の『アルマズ・プロジェクト』。世界天文年2009日本委員会も却下したその衝撃の内容とは?!国が隠してるようなものですもんね。そりゃやばいですよね。これは是非劇場で確認を!!

世界天文年公認イベント
http://www.astronomy2009.jp/ja/project/konin/event_list.html

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47412

執筆者

Yasuhiro Togawa