世界的大ヒットシリーズ、ターミネーターの最新作『ターミネーター4』になんと現在はカリフォルニア州知事でもあるアーノルド・シュワルツェネッガーが出演している!?

シュワ知事の出演に関しては本作の製作が発表されたときからネット上で大騒ぎとなっていたが遂にシュワ知事が出演することがあきらかになった!!
シュワ知事の出演部分は物語の後半、主役のジョン・コナーが機械軍<スカイネット>に乗り込んで行き、捕らわれの身となった自身の父親を探しているときだ。一糸まとわぬシュワ型ターミネーターのT-800が現れ、ジョンに襲い掛かってくるという緊迫のシーンである。「わーっ、シュワちゃ〜ん!すごい!」と思っていると、なんだか何かがちょっと違う。よーく見てみると、シュワちゃんがやけに若い。ん?なんで?というのも、これ本物のシュワ知事が出演したのではなく、カナダのボディービルダー、ローランド・キッキンジャーさんが吹き替えをしており、顔の部分はシリーズ1作目のものをCGで合成して作ったものなのだ。
当初、製作サイドはシュワ知事に正式に出演のオファーをしたものの、公務が多忙なためオファーを断り、デジタルでの出演をOKしたとのこと。しかし、デジタルだからといってがっかりしないでほしい。シュワ登場の際には本シリーズの有名なテーマ曲♪デデン、デン、デ、デン♪が今作の本編中ではじめて響きわたり、ファンにとっては涙、涙の垂涎のシーンとなっているのだから!

またシリーズ第3作ですでに亡くなっていたジョンの母親、サラ・コナーが声のみの出演を果たしているのもファンには鳥肌モノだ。サラは息子のジョンのためにスカイネットに支配された未来の世界を予想しテープでメッセージを残している。「私はサラ、息子のジョンに、お前に何を伝えるべきか決めるのは難しい」などホンモノのサラの声が聞こえてくるのだ。サラはすでに死んでしまっているため出演復活は難しいと思われていたが、声の出演とはなかなか心憎い演出である。

ターミネーターシリーズの日本での興行収入は前作の「ターミネーター3」が82億円、「ターミネーター2」は95億円稼ぎ出しているビッグシリーズだ。洋画不況のこの折、「ターミネーター4」が洋画界の救世主になれるのか注目が集まるところだ。

6月4日(木) 抵抗軍の指導者ジョン・コナー来日決定!!
いよいよ公開まで後1ヶ月と迫った本作『ターミネーター4』。公開に先駆け、抵抗軍のリーダー ジョン・コナー扮するクリスチャン・ベイルの来日が決定!!クリスチャン・ベイルの来日は、記録的大ヒットが記憶に新しい「ダークナイト」以来約11ヶ月ぶり。6月4日(木)ユナイテッドシネマ豊洲にて、ジャパンプレミアを実施予定だ。
その他、ジョン・コナーの父親カイル・リース役のアントン・エルチン。ジョン・コナーの妻ケイト・コナー役のブライス・ダラス・ハワード。抵抗軍のパイロット ブレア・ウィリアムズ役のムーン・ブラッドグッド。今回の不可能に近いプロジェクトを見事に実現させた、監督マックGの総勢5名も来日予定。
6月4日(木)のジャパンプレミアで何かが起きる・・・!!どうぞご期待ください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa