映画『バンコック・デンジャラス』名作『ベスト・キッド』のミヤギがニコラス・ケイジで復活!?
空手を通して成長する少年の姿を描いた1984年のヒット作『ベスト・キッド』のリメイク企画が現在進行中だが、5/9(土)より公開となる『バンコック・デンジャラス』で主演のニコラス・ケイジが演じている暗殺者ジョーの師弟伝説が、リメイク版も勝る”第二のミヤギ”ではないかという説が現在噂になっている。
ラルフ・マッチオとモリタが主演した『ベスト・キッド』はその後2本の続編が製作される大ヒットシリーズとなり、番外編にあたる『ベスト・キッド4』では、まだ売れる前のオスカー女優ヒラリー・スワンクがモリタの弟子役を演じている事で有名だが、”第二のミヤギ”ことニコラス・ケイジの弟子に抜擢されたのは、映画初出演でスティーヴン・セガールと『沈黙の聖戦』(2003年)で競演し、タイの大型新人と呼ばれている、シャクリット・ヤムナーム。本家『ベスト・キッド』のミヤギに劣らずニコラス・ケイジと彼の掛け合いは、暗殺者の師弟関係という常に死と隣り合わせの設定だけに、手に汗にぎる展開が多く、必見だ。
オリジナルで故ノリユキ・パット・モリタが演じた空手の師匠ミヤギ役は、リメイク版ではジャッキー・チェンが交渉に入っているという噂もあるが、本作を観たら製作スタッフもきっとニコラス・ケイジにオファーするに違いない。リメイク版の『ベスト・キッド』を観る前に、まずはニコラス・ケイジ版のミヤギをチェックしてみたら?
公開は5月9日(土)、渋谷東急、109シネマズ×ユナイテッド・シネマほか全国ロードショー
公式HP: http://www.bangkok-dangerous.jp
関連作品
http://data.cinematopics.com/?p=47274
執筆者
Yasuhiro Togawa