全米の映画観客の2人に1人がこの週末『ウォッチメン』を見た!
本年度最高のスタートで初登場1位
去る3月6日から全米の3611館でスタートした『ウォッチメン』は週末3日間で55,655,000ドルを上げる本年度最高のスタートで、ボックス・オフィス・チャートの1位に初登場した。
R指定にも拘らず、プリ・セール・チケットの好調さ、124館のIMAXシアターでの高稼働に加えて、特筆されるべきは観客の占拠率。他作品が数字を落とす中、一本かぶりの様相を見せ、週末3日間のボックス・オフィスの総合計の約50%を『ウォッチメン』1本が占めることとなった。
全米では、公開前からファンの間でも注目をされており、オンラインチケットが熱狂的に売れていた状況下での待望の公開であったことと言える。また、世界各国でも公開され、イギリス、ロシア、イタリア、オーストラリア、韓国、ブラジル、メキシコ、オランダ他でNo.1のスタートを切り、世界でも『ウォッチメン』現象を巻き起こした。

ザック・スナイダー Showest2009で
Director of the Year獲得!

米・ラスベガスで3月30日より開催されるShowest2009で『ウォッチメン』のザック・スナイダーがDirector of the Yearを獲得した。アメリカの興行界最大のイベントであるShowestでこの栄誉に輝いたのは、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、クエンティン・タランティーノをはじめとして、映画史に残るヒット・メイカーばかり。わずか3本の映画でザック・スナイダーはその仲間入りとなった。
なお、Showestでの授賞式は4月2日、J.J.エイブラムスの『スター・トレック』で明日のスター賞に輝いたクリス・パインらと共に、出席の予定である。

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執筆者

Yasuhiro Togawa