第81回アカデミー賞 2部門ノミネート!!
主演男優賞:ミッキー・ローク
助演女優賞:マリサ・トメイ

★80年代にセクシーな魅力で人気の頂点を極めるがその後低迷。中年の悲哀漂うプロレスラー役に自らの人生を重ね合わせた演技が絶賛されたミッキー・ローク。人生の光と影を見事に表現したこの人間ドラマで完全復活を遂げました。

★12月17日のアメリカ先行公開では4館でスタート。週末のスクリーンアベレージで07年のアカデミー賞作品賞(主要3部門)を受賞した『ノーカントリー』($43,797)などを上回り驚異の$50,679(=約464万円)を記録! (08年全米公開作品中 第3位) 

【About Movie】人気レスラーだったランディ(ミッキー・ローク)は、今ではスーパーでアルバイトをしながら、かろうじてプロレスを続けている。ある日、長年のステロイド使用が祟り、心臓発作を起こしてしまう。「命が惜しければ、リングには立つな」と医者は病院で目覚めたランディに告げる。妻とは離婚し、一人娘のステファニー(エヴァン・レイチェル・ウッド)とも疎遠で、ひとりになってしまったランディ。せめて娘との関係だけは修復しようとするが、冷たくあしらわれ、好意をもっていた顔なじみのストリッパー キャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ…。一時は栄華を極めた男が自らの人生を省み、人生とは自分との戦いだと再びリング(=自分が輝ける場所)に立つ! 実生活でも栄光と挫折を経験した男、ミッキー・ロークが自身にオーバーラップするキャラクターを熱演し、世界が絶賛!人生に立ち向かう男の生き様を見せつけるヒューマンドラマとして賞レースには欠かせない注目作。

★2008年ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞★
★2009年ゴールデングローブ賞 主演男優賞★
★2009年ゴールデングローブ賞 主題歌賞★

『稀にみる役者とキャラクターの素晴らしい調和…。ミッキー・ロークの復活を目撃する』(Newsweek / David Ansen)
『優しく、魅惑的で・・・つまり、素晴らしい!』(Entertainment Weekly / Owen Gleiberman)
『刺激的で、ユーモラスで、深く感動的な演技』(Variety / Tom McCarthy)
『胸をゆさぶる素晴らしい演技だった』(第65回ヴェネチア国際映画祭審査委員長ヴィム・ヴェンダース)

【ミッキー・ローク】
極貧の中で演技を学び1982年『ダイナー』でブレイク。主な作品に『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』『ナイン・ハーフ』(85)、『バーフライ』(87)、『シン・シティ』(05)等。プロボクサーとして92年に来日、試合を行っている。

【マリサ・トメイ】
『いとこのビニー』(92)でアカデミー賞助演女優賞受賞、『イン・ザ・ベッド・ルーム』(01)でアカデミー賞助演女優賞ノミネート。その他の主な作品に『フォー・ルームス』(95)、『ウェルカム・トゥ・サラエボ』(97)がある。

映画『レスラー』は、初夏 シネマライズ、シャンテ シネ、シネ・リーブル池袋 ほか全国ロードショー!

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執筆者

Naomi KannoNaomi Kanno