『新東宝大全集 〜60年60日60作品+α〜』
創立60周年記念 新東宝 9週間にわたる  初の大規模回顧上映 決定!

①“新東宝”とは?
1947年〜1961年までわずか14年で活動期間に終止符を打った映画会社。時代の一歩先を進み、日本映画史上に燦然と輝く溝口健二、小津安二郎、成瀬巳喜男、黒沢明など巨匠の傑作から当時センセーションを巻き起こした“エログロ”路線のカルト・ムービーまで、900作品以上を送り出した。

②文芸&エログロ ー 傑作発掘!
溝口健二、小津安二郎に代表される巨匠の作品から明治天皇が白馬にまたがり、全身タイツで若き日の宇津井健が疾走! 果ては見たこともない「地獄」を鮮明に映像化…。映画表現のあらゆる可能性に挑戦した、鮮烈で力強い作品の数々を体系的に上映する全74作品 ー 日本初の大規模回顧上映を通して、日本映画のパワーの源流を<再発見>する! 名作とカルトの境は“紙一重”だ。

【上映作品一部タイトル】
ヴェネチア国際映画祭で受賞した溝口健二監督『西鶴一代女』
ベルリン国際映画祭で受賞した五所平之助監督『煙突の見える場所』
小津安二郎監督『宗方姉妹』
成瀬巳喜男監督『おかあさん』
黒沢明脚本『暁の脱走』
Jホラーの元祖・中川信夫監督『東海道四谷怪談』
“エログロ”路線石井輝男監督の傑作“地帯(ライン)”シリーズ
宇津井健主演の日本初の特撮ヒーローもの『スーパージャイアンツ』
三原葉子、前田通子のグラマラスな肢体が売りの“海女”“女体”“女王蜂”シリーズなどなど… 

さあ、“新東宝”が疾走した日本映画最盛期の時代を体感しよう!

2009.1.31(土)〜4.3(金) 60作品+α 9週間一挙上映!!
【劇場】シネマート六本木+シネマート新宿 
【主催】エスピーオー、国際放映

執筆者

Naomi Kanno