アスミック・エース、角川エンタテインメント配給、チェン・カイコー監督作品『花の生涯 〜梅蘭芳〜』が、2月5日〜15日に開催されるベルリン映画祭のコンペティション部門への出品が正式決定しました。

なお、チェン・カイコー監督作品は、93年のカンヌ国際映画祭で『さらば、わが愛 覇王別姫』がパルムドールを受賞、99年には『始皇帝暗殺』で芸術貢献賞を受賞しています。ベルリン国際映画祭への参加は2006年に『PROMISE プロミス』がアウト・オブ・コンペティション作品として上映されており、正式出品としては今回が初参加となります!

また、本作は12月5日から中国で2200スクリーンの大規模公開をし、4日の先行上映で約1000万元(約150万ドル)の興行収入を記録、公開2日間で6,126,184ドルの興行成績となり、第2位の作品“愛情呼叫転移II(「Fit Lover」1,800,964ドル)と3倍以上の差をつける「断トツ1位」のスタートを切りました。

中国本土での評価も非常に高く、『さらば、わが愛 覇王別姫』を超える傑作と謳われており、ベルリン映画祭での受賞が期待されています。

【花の生涯 〜梅蘭芳〜】
チェン・カイコー監督が『さらば、わが愛 覇王別姫』から15年の時を経て、再び京劇を題材に愛と共に生きた天才女形「梅蘭芳」の壮絶な生涯を描いた一大叙事詩。
才能を持って生まれた者(梅蘭芳)が歩む栄光と孤独の人生を、普遍的なテーマとして色濃く投影させている。

出演はレオン・ライ、チャン・ツィイー、レスリー・チャンの再来の呼び声高いユィ・シャオチュン、そして日本からは安藤政信、六平直政が参加。

監督:チェン・カイコー 『さらば、わが愛 覇王別姫』
出演:レオン・ライ『ラブソング』、チャン・ツィイー『SAYURI』
スン・ホンレイ『モンゴル』、チェン・ホン『北京ヴァイオリン』
ユイ・シャオチュン、安藤政信『さくらん』 ほか

★2009年3月7日(土)より、新宿ピカデリー 他 全国順次公開

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執筆者

Naomi Kanno