12月14日(日) 19:00〜21:00

☆ 会場:SPACE&CAFE ポレポレ坐
 JR総武線東中野駅、西口より徒歩1分/都営大江戸線東中野駅、A1出口より徒歩1分
 住所:中野区東中野4−4−1ポレポレ坐ビル1階/電話:03-3227-1445

☆ 料金:1000円(ワンドリンクつき)

☆ 主催: アジアプレス・インターナショナル

☆ お問い合わせ: 03-5362-0671(シネマトリックス内)

世界の国際映画祭で絶賛を受けたドキュメンタリー映画『長江にいきる 秉愛の物語』が2009年2月、東京ほか各地で劇場公開されます。この度、北京在住の監督フォン・イェンさんの来日に伴い、長年の友人であり先輩であるアジアプレスの野中章弘さんがトークイベントを緊急企画しました。ひとりの個人が小型のデジタルカメラを手に、知られざる中国社会の顔を写し撮れるのか。個人という被写体から激動の時代が描ききれるのか。10年以上も三峡に通い続け主人公の女性ビンアイを見つめ続けたフォン・イェン監督の仕事、そして日本からそれをサポートし続けた野中さんが見たものについて、映像を交えながらトークをします。

プロフィール

野中章弘

アジア取材30年、現場からメディアと報道の現状を斬るジャーナリスト。カンボジア紛争、ビルマ内戦、アフガニスタン内戦、エチオピア・ソマリア難民、チベット、東ティモール独立闘争、アフガニスタン空爆、イラク、朝鮮半島など、アジアの紛争地と社会問題を取材。小型ビデオを使うビデオジャーナリズムの手法により、アジアプレスはNHKを中心に200本以上のニュースリポートやドキュメンタリーを制作してきた。現在、早稲田大学ジャーナリズム教育研究所客員研究員、立教大学大学院・21世紀社会デザイン研究科教授。ほか数々の大学でジャーナリズムを教える。

フォン・イェン(馮艶)

天津で日本文学を学んだ後、1988年から13年間日本に滞在。日本留学中に観客として参加した山形国際ドキュメンタリー映画祭’93でドキュメンタリー映画と出会い、学校へ行けない中国の子どもたちやダム建設で水没する地域の農民を撮り始める。小川紳介の語りを収録した『映画を穫る』などを中国語で翻訳出版し、日中ドキュメンタリー交流に欠かせない人物となっている。映画『長江にいきる』は山形映画祭で小川紳介賞(アジア部門グランプリ)、プント・デ・ヴィスタ(スペイン)グランプリ、香港国際映画祭ドキュメンタリー優秀賞、ほか多くの賞に輝く。

☆『長江にいきる 秉愛の物語』

2009年2月下旬 春節ロードショー! 渋谷ユーロスペースほか全国順次公開予定

特別鑑賞券¥1400発売中!劇場窓口、都内プレイガイドでお求め下さい(当日:一般
¥1700 大学・専門学校生¥1400のところ)

http://www.bingai.net/

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47218

執筆者

Yasuhiro Togawa