歴史を越え、中国に続いて台湾で大ヒットを記録!
いよいよ、日本公開迫る!

2009年1月より、シャンテ シネ他全国順次公開される『戦場のレクイエム』が、12月6日に開催された、台湾のアカデミー賞にあたる『第45回台湾金馬奨』にて見事、最優秀男優賞(チャン・ハンユー)、最優秀脚色賞(リウ・ホン)を受賞した。

本作は、中国で最も有名な娯楽作品の監督として知られ、新作『非誠勿擾』(原題)では日本の北海道でロケも行った国民的監督フォン・シャオガンが、中華人民共和国建国前夜、毛沢東率いる人民解放軍と蒋介石率いる国民党軍との間で起こった”国共内戦″を美化することなく、勝利の裏に隠された悲劇と、その後に続く感動の物語を迫力溢れる映像と卓越した演出力で描いた戦争ドラマだ。

中国のアカデミー賞に当たる「第17回金鶏百花映画祭」では、最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、最優秀助演男優賞と、主要4部門を受賞する栄誉に輝いた。約60年前に起こった内戦の真実の姿を真正面から描きながらも、歴史に捉われることなく、作品として高い評価を受けた本作は、日本では2009年年1月より、シャンテ シネ、ヒューマントラストシネマ渋谷文化村通り、新宿ジョイシネマ他全国順次公開。

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執筆者

Naomi Kanno