11月12日、東京の街で局地的にゾンビが大量出没した。というのは今週末15日(土)より公開となる映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』のプロモーションで、スクランブル交差点の信号を渡りきれずゾンビがオロオロしていたり、喫煙所でゾンビになってから初めての煙草を楽しんだり、山手線に乗ってみたり、ゲームセンターでゾンビゲームを楽しんでいたり(相撃ち?!)と町のあちこちでゾンビたちが出没しては町をにぎわせていた。

ときにはそのグロテスクな容姿に泣き出してしまう子供がいたり、本気で怒り出すおば様など続出。町は大パニックと化していた。女子高生と外国人には大人気で次々代わる代わる記念撮影を行っていた。何より印象的だったのが、この10人のゾンビを東京の街に放った配給会社は全ての出没先で説教を受けていた。

そんな困難にもめげず渋谷をスタートしてから公開劇場となる池袋シネマサンシャインで集合写真をパチリ。配給会社の方曰く、『ゾンビよりも何よりも警備員さんが怖かったです。』とのこと。彼らの根性にまずはエールを送りたい。

本作は映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』は、ホラー映画界の巨匠と呼ばれるジョージ・A・ロメロ監督の最新作。世界各地で死者が蘇り、生きている人間を襲うという非常事態を、主人公の学生グループがビデオカメラで撮影していくという手法を取り、観客はまさにその場にいるかのようなリアルな恐怖を味わえるホラームービーだ。今回のプロモーションは10人だけだったが映画の中のように爆発的にゾンビが増えたら世界はどうなるのか?まずは本作をみて今の世の中にゾンビが発生したら世界はどうなるか予習しておくのいいかも。

映画『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』は今週末11月15日(土)より池袋シネマサンシャイン、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、銀座シネパトスほかにて全国公開される。
★映画公式HP ⇒ http://www.diaryofthedead.jp

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執筆者

Naomi Kanno