TOKIO・長瀬智也、30歳。
ある歌と出会うことで「死」を受け入れ、より輝く今後の「生」を手に入れる30歳の男の「いま」の姿を描ききる、自身初の本格ドキュメンタリー。

来年の2月の公開する『ヘブンズ・ドア』。『鉄コン筋クリート』(07)で日本アニメーション界に衝撃を与えたマイケル・アリアス監督が、初の実写映画に挑戦。主演は長瀬智也と『L change the world』の新進女優・福田麻由子。主題歌にはアンジェラ・アキが初の映画主題歌を手掛けます。人生のリミットを宣告されながらも、最後の願いを胸に海を目指して旅に出る青年と少女を演じます。

本作の原案となっているドイツ映画『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』(97)は、ボブ・ディランの名曲「天国への扉」をイメージして製作されました。この名曲はエリック・クラプトンやガンズ・アンドローゼズなど世界中の名だたるアーティストにカバーされてきました。

今回、長瀬智也が昔から好きだったというこの曲を題材にした映画『ヘブンズ・ドア』に主演し、また自身もこの曲に対する強い想いを抱き、そしてアーティストとしての彼の心を揺り動かした様を、自身初の密着カメラが追いかけます。番組では、なぜこれほど多くのクリエイターの心をとらえて離さないのか、長瀬本人が自問自答しながら解き明かしていく過程を追いながら、人間として一本立ちし、その後の人生に思いを馳せ、はじめて「天国」=「死」を現実のものとして意識する「30歳」の男の生き様を描ききります。
オンエアは11月28日(金)総合テレビ 午後10:00〜10:59を予定しております。

<ここが見どころ!>
◆長瀬智也meets名曲「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」
ボブ・ディランの名曲「天国への扉」に改めて触れることで、30歳の男なりの「生と死」への解釈や、今まで誰にも見せたことのないレコーディング姿に、初めて完全密着。コンセプト作りの段階から長期の密着取材で、”ミュージシャン”長瀬智也の魅力もたっぷりとお届けする。

◆「表現者」としてのこだわり
病気で死を宣告された青年と少女が、海を目指して最初で最後の旅に出るロードムービー「ヘブンズ・ドア」。この映画の主演として、こだわりにこだわる長瀬。「死」を覚悟した人間の「生」への思いを、いかに表現するかを徹底的に追及する姿を描く。また、撮影時のオフショットも交えながら、人間・長瀬智也の魅力を多角的にとらえていく。

◆「生と死」をめぐる対談
今回、長瀬が主演する映画「ヘブンズ・ドア」は、1997年にドイツで製作され、世界的なヒットとなった映画「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」が原案となっている。今回の番組では、長瀬自らがドイツ版プロデューサーのトム・ツィックラー氏と、この映画のテーマであるを「死を悟った時、人はその後どう生きるか」について、熱く語り合う。

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執筆者

Naomi Kanno