本年はイタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニが1858年に生まれてから、150年の記念の年にあたります。1896年にトリノで初演以来多くの人々に愛され続け、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で最も上演回数の多いオペラ「ラ・ボエーム」がスクリーンに登場します。

マリア・カラスの再来といわれ人気、実力とも現在最高のアンナ・ネトレプコとローランド・ビリャソンの “ドリームカップル”がミミとロドルフォを演じます。最もチケットが入手しにくい2人に加え、アカデミー賞ノミネートのロバート・ドーンヘルムが胸をしめつけられる悲恋を演出。

19世紀初頭のパリで、自由を謳歌し芸術に生きるボヘミアンたちの愛をドラマティックに描いた物語は人々の心を動かし揺るがせる普遍の物語です。

監督:ロバート・ドーンヘルム 
出演:アンナ・ネトレプコ(ソプラノ) 
   ローランド・ビリャソン(テノール)
演奏:バイエルン放送交響楽団 指揮:ベルトランド・ビリー

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執筆者

Naomi Kanno