日活配給『ブタがいた教室』(11/1公開)が、第21回東京国際映画祭(10/18-26)コンペティション部門へ選定され、出品を決定いたしました。他作品に先駆けて、本年のコンペティション部門出品作品の中では初めての発表となります。

本年の映画祭のテーマは自然と人間の共存を謳う「エコロジー」。その象徴として映画祭初日には、レッドカーペットならぬグリーンカーペットが登場することでも話題を集めています。そんな中、まさしく自然と人間の問題である、命と食をテーマにした実話の映画化『ブタがいた教室』が世界の秀作15本を集め、グランプリを競うコンペティション部門で国際審査員たちからどのような評価をされるのか?! 是非、ご注目下さい!!

【第21回東京国際映画祭 コンペティション部門 
プログラミング・ディレクター 矢田部吉彦氏コメント】

人間の存在の根幹に関わる問題を真っ向からディベートする子供達の姿は、日本という枠を超えて世界中にアピールする輝きを放っています。深いテーマと瑞々しい画面を備えた堂々たる日本映画であり、東京国際映画祭から海外に紹介したいと願うのはこのような作品です。今年の日本を代表する1本として選出しました。

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執筆者

Naomi Kanno