歌手Cocco初のドキュメンタリー映画『大丈夫であるように-Cocco 終わらない旅-』がついに完成、12月に渋谷シネマライズ&ライズX他の劇場にて全国公開が決定しました。

監督は、『誰も知らない』『歩いても 歩いても』など国内外でも評価の高い是枝裕和監督。
1997年のデビューとともに瞬く間にヒットを飛ばし、聞き手の心に迫るヴォーカルと圧倒的なパフォーマンスで、一躍日本のベストセラーとなった絵本の執筆などでもその才能と行動力を発揮し、様々なアーティストにも多大なる影響を与え続けている彼女に、是枝監督が密着。

歌うことで、何ができるのか? 生きつづけることで、何がうまれるのか?
デビュー10年目の節目に開催された全国ライブツアー、そして地元・沖縄での日常に、是枝監督は静かに寄り添い、ひとりのうたうたいの魂の軌跡を映し出しました。

<是枝裕和監督 コメント>
Coccoの旅に同行した。
きっかけはライブ・アースでジュゴンのことを語り、唄う、彼女の姿を見たことだった。
僕の中で何かが震えた。何かしたい──素直にそう思った。
だから、撮らせてもらうことにした。泣きながらカメラを回したのは生まれて初めてだ。
この感情を一人でも多くの人たちと共有できたらいいなあと、今、強く思っている。

【公開劇場】
東京・シネマライズ、ライズX/大阪・梅田ガーデンシネマ/京都・京都シネマ/愛知・伏見ミリオン座/北海道・札幌シアターキノ/福岡・KBCシネマ/石川・シネモンド/沖縄・桜坂劇場

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=47015

執筆者

Naomi Kanno