映画、ドラマ界において人気ナンバー1の実力を誇る脚本・演出家であり、俳優としても活躍する宮藤官九郎が、2005年に岸田國士戯曲賞を受賞した舞台『鈍獣』が遂に映画化!! 監督は、多くのCM賞を受賞し、映画界への進出が今最も期待されている気鋭の映像作家・細野ひで晃。CMディレクターから映画監督となって大成功を収めた中島哲也監督(『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』)らに続く次世代の才能と目されています。
キャストは浅野忠信、北村一輝、真木よう子、佐津川愛美、南野陽子、ユースケ・サンタマリアなど一筋縄ではいかない超個性派キャストの競宴が実現。宮藤官九郎が人間の鈍さ=愚かさを浮き彫りにし、細野ひで晃がそんな大人たちが再生していく姿を通して、人間の愛おしさをハートフルに描きます。
本作は、8月1日よりクランクインし、クランクアップに向けて、鋭意撮影中です!

浅野忠信:「凸やん」役
<共演者について>
豪華キャストに囲まれて、楽しく現場を過ごさせてもらっています。今撮影している歌舞伎町のバーという場所柄もあって設定的にも、置かれている状況的にも狂っている状況でちょうど良いかなと思っています。
<本作への意気込み>
この先も(撮影が)苦しいので、また自分の役が普通ではないので、それをきちっと最後までつかんで、この苦しみが良い方向へ向かうように頑張りたいです。

北村一樹:「江田」役
<共演者について>
江田っち役、豪華キャストの北村です。共演者、スタッフを含め、すごく良いテンションで、ちょっとあまりにもハードでテンションあがりっぱなしなのですが、良いスタッフに囲まれて、朝からみんなで頑張っているというだけじゃなく、楽しみながら、遊びながら撮影させてもらっています。
<本作への意気込み>
役的にテンションが高いというか、かなり体力が必要な役で、最後まで精一杯がんばりたいと思います。良いものになれば、まぁ自分ができることを精一杯やるだけです。

真木よう子:「静」役
<共演者について>
今のところは、一番大変なスーパーヘビーという過酷な現場をお休みしていて、経験していないんですけど、みた所みなさんすごく和やかにされているので、良い現場だと思います。
<本作への意気込み>
私の役はこの世界観から離れていて、ちょっと横から入って来て物語が始まる、というちょっとストーリーテラー的な役。つかず離れずという感じで、みなさんと楽しくやっていきたいと思っています。

佐津川愛美:「ノラ」役
<共演者について>
今回は一番の年下で、歳が近い方が全くいなくて、その中でみなさんが声をかけてくださって、楽しいです。撮影は大変だけど、スタッフのみなさんにも支えてもらっていて、楽しいです。
<本作への意気込み>
とにかくウザい女を目指して今は頑張っています。みんな結構キャラが強かったりするんですけど、仲良く遅れないように足を引っ張らないように頑張りたいと思います。

南野陽子:「順子」役 ※舞台版では野波麻帆さん
<共演者について>
今回はこの中では私が一番歳が上ということで、ちゃんとしっとりと、そしてしっかりしたいな、と思いながらも、早朝から夜遅くまでの撮影で、すごくテンションがあがってしまって、一番年下? のようなおバカちゃんになってます(笑)。みなさんにすごく良くしていただいてもらっています、ありがとうございます。
<本作への意気込み>
このセットひとつとっても、こういった扮装もそうですけど、パっとみて、これがどういうお話か分からないと思うので、ぜひ映画館でみてもらいたいと思います。そのためには、私達が台本と監督の気持ちを読み取って、最後まで精一杯がんばっていきたいと思います。

ユースケ・サンタマリア:「岡本」役
<共演者について>
本当に素敵なキャストのみんな、スタッフのみんなと最高の映画を作っています。なぜか出演者全員がノーギャラという悪辣な環境の中、その中でもこの後ろにいる綺麗どころの三人が順番順番に、現場におにぎりを作ってきてくれたり、もつ鍋を作ってきてくれたりしています(冗談です、笑)。食事は充実しているよね、みんな! 最高です!
<本作への意気込み>
もしもこの映画がだめだったら、もうすっぱりこの仕事から足を洗い、昔からの夢だった弁護士への道を歩もうと思っております。

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執筆者

Naomi Kanno