ソニーは、英国の「グラインドボーン音楽祭」と「ロイヤル・オペラ・ハウス」のデジタル映像作品を全国の映画館に向けて、11月より配給を開始する。

配給予定作品は、
①国際的に有名な英国屈指のインディペンデントのオペラハウスで、作品のクオリティー、芸術性、革新性で定評のある「グラインドボーン音楽祭」の2作品。
②日本で1992年以来公演されたことのない、世界トップオペラハウスのひとつである英国の「ロイヤル・オペラ・ハウス・コンベント・ガーデン」の2作品。

同作品は、オペラファンだけでなく、より多くの人々に海外のオペラを楽しんでもらうため、日本語字幕を挿入するとともに、世界的に有名な名門オペラハウスの作品を、迫力ある大スクリーンで映画館上映する。
なお、同作品以降も続々とコンテンツが予定されており、現在サンシャイン劇場で上映中の演劇集団「キャラメルボックス」による演劇『嵐になるまで待って』の映画館上映用デジタル映像も、現在制作中。

☆上映予定の作品
◆グラインドボーン音楽祭の作品
ヘンデル:『ジュリオ・チェーザレ』(2005年作品)
フンパーディング(新作):『ヘンゼルとグレーテル』(2008年作品)
◆ロイヤル・オペラ・ハウスの作品
モーツァルト:『フィガロの結婚』(2006年作品)
ビゼー:『カルメン』(2007年作品)

☆上映日時・場所
◇プレミア上映=2008年10月22日:サントリーホール(東京都港区)にて上映。上映作品・フンパーエィング『ヘンゼルとグレーテル』(本編:約120分)・ビガー『カルメン』(本編:185分)
チケット価格:いずれの作品もそれぞれ4000円
◇通常上映=2008年11月全国映画館(未定)にて公開予定/チケット価格当日窓口券3000円(予定)

執筆者

Naomi Kanno