パル企画配給『火垂るの墓』が7月5日(土)より東京・岩波ホールでロードショー公開され、5日=動員660人・興収99万7600円、6日=動員660人・興収100万1900円と2日間とも全回満席の好スタートを切った。
戦後生まれの日向寺太郎監督が、新たな視点で描いた本作は、オーディションで選ばれた清太役の吉武怜朗、節子役の畠山彩奈がイメージ通りと評判で、松坂慶子、松田聖子ら豪華キャスティングにより、先月の完成披露試写会の模様が各ワイドショーで取り上げられたのを皮切りに、公開直前パブがスタートした。
その後、公開までの2週間で「めざましテレビ」で畠山、「ズームインSUPER」で松田と畠山が取り上げられるなど、日増しに注目度が増していた。

さらに、文部科学省選定(少年・青年・成人・家庭向き)、日本PTA全国協議会特別推薦、青少年映画審議会推奨、内閣府認証NPO法人ひまわりの会推奨、東京都知事推奨等の獲得により、従来の岩波ホールの固定客に合わせて、30代〜40代の親子連れが多く見られた。

本作は、8月2日(土)より全国公開される。

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執筆者

Naomi Kanno