2009年に公開する竹中直人監督作品『山形スクリーム』のメイン・キャストが決定した。竹中監督が本気で挑むホラー・エンターテインメントの本作は、山形の過疎村に歴史研究合宿に向かった女子高生たちの恐怖を描く。
主演の東京の高校二年の女子高生・岡垣内美香代(オカガイト ミカヨ)役に、成海璃子が、引率の教師・勝海子(カツ カイコ)にはマイコ、山形の現地で出会う青年・与藻須賀 三太郎(ヨモスガ サンタロウ)役にEXILEのAKIRAが。そして、女子高生たちを恐怖に陥れる謎の集団のリーダー・葛貫忠経(ツヅラヌキ タダツネ)役には沢村一樹が担当する。その他豪華共演陣が集結し、7月1日から山形県庄内地方でクランクインした。

<竹中監督コメント>
Q.なぜ今ホラーなのか?
もともとホラー映画が大好きなんです。今回監督の仕事の話が浮上して、ついにホラー映画を撮ることができることになり、(夢が叶い)すごく楽しみです。
Q.作品を撮るにあたり想定する作品、研究した作品は?
自分はほとんどマニアなので、自分の中で大好きなホラー映画に敬意を表する意味で、堂々と作品の中に、過去の名作のオマージュはしちゃうかもです。
Q.この作品に対する意気込み
ちょっと目を閉じて、その目を開けた瞬間にもう次の何かが起こっているというような、ハイテンションで瞬きする間も許さない、そんなムービーに仕上げます!ちょっとわかりにくいかなあ、「フランケンシュタインが口笛吹きながらサイクリングしているような気分」の映画です。

<主演・成海璃子コメント>
Q.役柄について教えてください。
どこにでもいる東京の女子高生美香代役です。割と物静かでおとなしい性格なのかなあと思っています。ただいざとなると、すごく積極的に動く、かつ自分の考えをきちんと持っている芯が強い女性だと思っています。そういったところを意識して演じていきたいと思います。
Q.どんなホラー作品を観たり、研究しましたか?
『山形スクリーム』なので、まずは『スクリーム』シリーズや、『ソウ』シリーズ、『ドーン・オブ・ザ・デッド』などを研究しました。また、邦画では『リング』『らせん』のようなJホラーも研究しました。
Q.ホラー作品に出るにあたっての意気込みは?
等身大の女子高生役ですので、できるだけリアルに演じることができると思いますし、同世代のお客さんが私を通して恐怖体験して楽しんでもらえれば嬉しいです。

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執筆者

Naomi Kanno