CG-ARTS協会は、文化庁、国立新美術館とともに「第12回文化庁メディア芸術祭」の作品募集を行います。募集はアート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門、募集期間は7月17日から9月26日までです。

対象としている作品は、インタラクティブアート、映像、グラフィック、デジタルフォト、ウェブ、ゲーム、アニメーション、マンガなどで、プロ・アマチュア、自主制作・商業目的作品については問いません。

メディア芸術祭では、今の時代をとらえ、時代に先駆けた作品を積極的に評価しています。さらには新たな才能を発掘し世界に送り出していくこと、日本独自の評価軸を確立していくことを目的としています。

前回のメディア芸術祭には世界43の国と地域から2,091作品の応募があり、受賞作品展の来場者数は4万人を超えるなど、アジアを代表するメディア芸術の祭典として注目が高まっています。今回の受賞作品展は来年2月4日から15日まで、国立新美術館( 東京・港区)で開催します。

さらに今年度は、海外での企画展や、メディア芸術祭つくば展を開催するほか、アルスエレクトロニカ(オーストリア)、シーグラフ(米)、ジャパンエキスポ(仏)、広島国際アニメーションフェスティバルなど20以上のフェスティバルで受賞作品や優秀作品を紹介していく予定です。

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【第12回 文化庁メディア芸術祭 募集概要】

■名  称
  平成20年度[第12回] 文化庁メディア芸術祭
  2008[12th] Japan Media Arts Festival
■主  催
  文化庁メディア芸術祭実行委員会
  (文化庁・国立新美術館・CG-ARTS協会)
■募集期間
  平成20年7月17日(木)〜 9月26日(金) 必着
■Webサイト
  http://plaza.bunka.go.jp/
■募集作品
  □アート部門
   [インタラクティブアート、インスタレーション、映像、静止画
   (デジタルフォトを含む)、Webなど]
 □エンターテインメント部門
   [ゲーム、遊具、映像(VFX、CM など)、キャラクター、Webなど]
 □アニメーション部門
   [長編アニメーション、テレビアニメーション、オリジナルビデオ
   アニメーション(OVA)、短編アニメーションなど]
 □マンガ部門 
   [ストーリーマンガ、コママンガ、Webマンガ、自主制作マンガなど]
■作品推薦
  Webサイトにて優秀作品の一般推薦を受け付けています。
  推薦期間 平成20年6月25日(水)〜 8月29日(金)
■各  賞
  4部門ごとに、高い芸術性と創造性を基準に、大賞1作品、優秀賞
  4作品、奨励賞 1作品が選ばれます。なお、審査委員会の推薦により、
  メディア芸術界に貢献のあった人に対して、功労賞を贈呈する場合も
  あります。
 [大 賞]賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞60万円
  [優秀賞]賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞30万円
  [奨励賞]賞状(文部科学大臣賞)、トロフィー、副賞15万円
■贈呈式・展示
  贈呈式   平成21年2月3日(火)
  受賞作品展 平成21年2月4日(水)〜 2月15日(日)国立新美術館
■実行委員会(敬称略・50音順)
 □会長
  青木 保(文化庁長官) 

 □運営委員 
  林田英樹(国立新美術館長)
  永田圭司(CG-ARTS 協会理事長)
  浜野保樹(東京大学大学院教授)
■審査委員会(敬称略・50音順)
  □アート部門
  佐藤 卓(グラフィックデザイナー)
  長谷川祐子(キュレイター)
  原島 博(東京大学大学院教授)
  原田大三郎(多摩美術大学教授)
  宮島達男(東北芸術工科大学副学長)

 □エンターテインメント部門
  河津秋敏(ゲームデザイナー)
  田中秀幸(アートディレクター)
  福井信蔵(クリエイティブディレクター)
  桝山 寛(コンテンツ・プロデューサー)
  水口哲也(プロデューサー)

 □アニメーション部門
  幾原邦彦(アニメーション監督)
  木船園子(アニメーション作家)
  鈴木伸一(アニメーション監督)
  野村辰寿(アニメーション作家)
  樋口真嗣(映画監督)

 □マンガ部門
  しりあがり寿(マンガ家)
  ちばてつや(マンガ家)
  永井 豪(マンガ家)
  藤本由香里(明治大学准教授) 
  わたなべまさこ(マンガ家)

■お問合せ
  〒104-0031東京都中央区京橋1-11-2
  CG-ARTS協会「文化庁メディア芸術祭事務局」
  TEL 03-3535-3501 FAX 03-3562-4840
  <http://plaza.bunka.go.jp/q/>

執筆者

Yasuhiro Togawa