今や押しも押されぬ人気俳優・水嶋ヒロ(24)が、この夏のアクション大作映画『インクレディブル・ハルク』(8月1日公開/原題:The Incredible Hulk/ルイ・レテリエ監督/日本配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)の主演で、アカデミー賞に2度ノミネートの名優エドワード・ノートン(38)が演じるブルース・バナー役で、ハリウッド映画での初の声優に挑戦することが分かった。

水嶋が声優を演じる科学者ブルース・バナー(=ハルク)は、軍の指揮する人体への放射能抗体を調べる実験中の事故で、怒りで心拍数が200を超えると、巨大化し約2.7メートルの緑の巨人【ハルク】へと変身する体質となってしまう。軍に実験兵器として、追われる一方、逃走しながら、なんとか元の体を取り戻そうとする。やがて愛する恋人ベティ(リヴ・タイラー)を守るために、あえて【ハルク】へと変身する決意をしたブルースは、愛する者の為、そしてNYの街を守るために巨大な敵に立ち向かっていく、という役どころ。

今回、水嶋のハリウッド映画への声優抜擢に映画配給会社担当は、「哀しき宿命を負ったヒーローが愛する者のために立ち上がる物語で、ノートンという演技派俳優を演じてもらうのに演技もでき、アクションもでき、そして英語も堪能な水嶋ヒロさんの名前が真っ先に浮かんだ。名前自体がまさにヒ(−)ロ(−)さんですしね」と語る。
これを受けて水嶋も「エドワード・ノートンは昔から大好きだった俳優。尊敬しているし、光栄です。彼の出演作は全て観ていますが一番好きな作品は『ファイトクラブ』」と語る。24日に最終回が放映されるテレビドラマ『絶対彼氏』でも大人気を博している彼だけに、この夏もヒーロー旋風が吹き上げられることは間違いない。 

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映画『インクレディブル・ハルク』は6月13日(金)に全米3505館で公開され、6月13日(金)〜15日(日)までの週末3日間で興行収入5453万8000ドル(約59億円/一部地域の6月12日深夜興行含む)を稼ぎ出し全米初登場No.1の大ヒットを記録。全世界興行収入でも約8553万ドル(約92億円)となり、同じく初登場1位を記録しまさにインクレディブル(驚異的)なスタートとなった。<1ドル=108.34円(6月16日現在)>日本での公開は『インクレディブル・ハルク』が8月1日(金)、そして『アイアンマン』は9月27日(土)。両作の全米での大ヒットを受けて日本での公開にも大きな期待が集まる。

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執筆者

Naomi Kanno