“彼が第二次世界大戦で戦っていたら、こんな男は戦死していただろう。
惨めな冒険主義者にすぎん。マスコミが作り上げた偶像だ”  
〜クラウス・バルビー文言より〜

ゲバラ生誕80周年〜世界で最も人気のある男、チェ・ゲバラ殺害黒幕のドキュメンタリー映画がこの夏解禁!!

 フランス レジスタンスの英雄ジャン・ムーランを逮捕・拷問し、様々な戦争犯罪で罪に問われながらも、大戦後にはアメリカ軍工作員として活動、その後には南米の軍事政権に貢献し、チェ・ゲバラの暗殺計画をも立案した元ナチス親衛隊員クラウス・バルビーの衝撃のドキュメンタリー映画『敵こそ、我が友〜戦犯クラウス・バルビーの3つの人生〜』が7月26日より、銀座テアトルシネマほか全国ロードショーとなりました。

 本作は、リヨンの虐殺者(ブッチャー)として名高いクラウス・バルビーが”第四帝国”創設を夢見て、第二次世界大戦でナチスが培った殺戮の技術をボリビア政府に伝授し、アメリカCIAですらやり遂げられたなった英雄チェ・ゲバラの暗殺を成し遂げた衝撃の事実も見所のひとつです。
帝国主義を批判しながらも、アメリカ政府はナチス軍隊と同じ事をしていると揶揄していたゲバラは、戦後20年を経た1967年、皮肉にもアメリカに利用され捨てられた、元ナチスの親衛隊員クラウス・バルビーの立案によって殺害される運命を辿りました。

 来る6月14日(土)はチェ・ゲバラ生誕80周年です。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa