9月よりシネマライズ他、全国で公開される映画『グーグーだって猫である』の原作本が、第12回手塚治虫文化賞短編賞を受賞、6月12日(木)東京會舘にて授賞式が行われました。
当日は、授賞式に参加できなかった漫画家の大島弓子さんの代理として、大島さんご本人の強い希望により、映画の主演をつとめた小泉今日子さんが、サプライズでご登壇されました。小泉さんは、大島さんから預かった受賞の喜びの書かれた手紙を読み上げると共に、麻子役を演じたことへの喜びを語りました。また、“鉄腕アトム像”をイメージして創作されたブロンズ像を受け取りました。本著書「グーグーだって猫である」は、少女漫画家の主人公・麻子さんが、飼い猫たちとの生活を綴ったエッセイ漫画で、今年で連載12年目に突入する超ロングラン作品です。
映画化、そして映画完成と同時期の受賞となり、映画公開に向けて“グーグー旋風”が早くも巻き起こっています!

<小泉今日子さん コメント>
私が少女時代から世界で一番好きな漫画「グーグーだって猫である」の主演をさせて頂くことは、本当に幸せなことで、今日こうして大島さんのお役にたてたことも、とてもうれしいです。
私の心の中の言葉、想像力、空想力、そうゆうものを少女時代にたくさん育てて下さった、とても大切な大島弓子さん、本当におめでとうございます。

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執筆者

Yasuhiro Togawa