押井監督の名を世界に轟かせ、“世界のOSHII”と全世界が賞賛し、ウォシャウスキー兄弟(「マトリックス」シリーズ)、リュック・ベッソン監督(「フィフス・エレメント」)ほか多くの映像クリエイターに影響を与えた記念碑的傑作『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(95)を、押井監督自ら全カットを完全リニューアルし、次世代に向けて、21世紀版『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』を製作している。
6月中旬完成予定のグレードアップ・バージョン『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0』は、押井監督最新作『スカイ・クロラ』(8月2日公開)の公開を記念して、7月12日(土)より新宿ミラノほか全国5大都市で限定劇場公開されることが急きょ決定した。

■最新デジタル技術で新規制作!”映像””音響”すべてがグレードアップ!  
最新デジタル技術を使用し、新作3DCGカット&デジタルエフェクトを活用して新規制作。サイボーグによる「攻殻機動隊」の隊長・草薙素子が活躍するあの名シーンが、3Dとなってさらなる迫力でスクリーンを彩り、アニメ・ファンに新たな“押井ワールド・ショック”を与える事になる。

■サウンドデザインもフルリニューアル。新たに榊原良子声優参加!       
サウンドデザインもフルリニューアル。豪華オリジナル声優に加え、押井監督の秘蔵声優・榊原良子が新たに参加。榊原は草薙素子が追跡する犯罪者・通称:人形使いを演じ、全編新規にアフレコを慣行した。

■川井憲次の音楽も最新6.1チャンネルにグレードアップ
押井監督と名コンビであり、最近では『デスノート』(前編/後編)、『L change the WorLd』など大ヒット作で音楽を担当している川井憲次が参加。音楽も最新6.1chサウンドに新たにリミックス。あの荘厳な音楽が新鮮に響きわたる。

■新たにスカイウォーカーサウンドで音響制作、ランディ・トムが担当
音響制作に『Mr.インクレディブル』でアカデミー賞を受賞したランディ・トムが新たにサウンドデザイナーとして参加。ジョージ・ルーカス率いる米国スカイウォーカーサウンドでファイナルミックスを実施。同スタジオで音響制作した『スカイ・クロラ』に引き続き、世界基準に生まれ変わったサウンドは『攻殻機動隊2.0』の映像体感を究極の極みに高める。

★「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」
2008年7月12日(土)、新宿ミラノほか特別限定公開

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執筆者

Naomi Kanno