三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー最新作として、7月19日(土)よりシネマ・アンジェリカ(渋谷)他にて公開する『チェブラーシカ』のシネマ・アンジェリカ限定同時上映作品のスケジュールが決定した。『チェブラーシカ』以前に製作し、数多くの映画祭で賞を獲得した伝説の傑作『ミトン』(1967)と、同監督の『レター』(1970)、『ママ』(1972)を併せて上映する。

『ミトン』(1967)
●7月19日(土)〜8月1日(金)
ある冬の日、一人の女の子が窓から眺めていました。雪で真っ白になった町には犬を連れた子どもたちが散歩をしています。「わたしも犬が欲しいなぁ」そう思った女の子は友だちの家を訪ね、小さな犬をもらいました。ところがお母さんが大反対! おんなのこは泣く泣く犬を友だちの家に返しました。しょんぼりと手袋を見つめる女の子。すると、手袋が犬に大変身!

『レター』(1970)
●8月2日(土)〜8月15日(金)
家に帰らない船乗りのお父さんを待つ、お母さんと小さな男の子の物語。お父さんからの手紙は二人の楽しみ。そんなある日、お父さんからの手紙が届かなくなりました。お母さんは窓の外を眺めぼんやりと眺める日々。身の回りではどんどんと不思議なことが起こり始めます。

『ママ』(1972)
●8月16日(土)〜8月29日(金)
男の子がベッドで寝ていました。お母さんは男の子が寝ている間に買い物を済ませるために、そーっと出掛けました。しかし人が多すぎてとても時間がかかります。考えるのは家にいる男の子のことばかり。何か危ない目にあっていないか、心配で心配でたまりません。

ロシア史上、最も愛される人形アニメーション映画『チェブラーシカ』全四話完全版、この夏、堂々劇場公開! 人間が手で描くことにこだわった宮崎駿監督最新作『崖の上のポニョ』と、人間の手作りだけが生み出しえた、ロシア史上、最も愛される人形童話『チェブラーシカ』。2008年夏、スタジオジブリとジブリ美術館は、人の手による2本の映画を日本に贈ります。

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執筆者

Naomi kannnoNaomi Kanno